旅行の3日目はHoustonからNew Orleansへの移動。この飛行機は夕方4時発。これがまたオーバーブッキングが発生。さらに自分の搭乗券には座席の指定が書かれていなかったので、弾き飛ばされるのかと思ってヒヤヒヤであった。それでも無事に乗れて、5時半頃にNew Orleansに到着。
New Orleansと言えば、今年はハリケーンのKatrinaに大打撃を受けたところだ。Katrinaの後にもRita、Wilmaと小さいながらも続けてハリケーンの被害を受けた。あれから4ヶ月が過ぎ、「もう大丈夫じゃないか?」「まだ避難している人がいてそれどころじゃないのでは?」などと迷っていたが、インターネットで検索してみると観光地のフレンチクオーターは復旧していて、ホテルも営業しているとのこと。今New Orleansに観光で行って多少なりとも金を落とすことは復旧のためにもなるのではないかと、勝手な解釈をしていくことに決めたのであった。
空港からタクシーに乗って、ホテルについたのは6時過ぎ。この空港からフレンチクォーターまでは結構時間がかかるが、料金は1~2人は$28、それ以上は一人につき$12と決められている。
さて、時間も遅いので早速フレンチクォーターに繰り出した。ここはバーボンストリートというのが目抜き通りとして有名である。しかしこのバーボンストリートは2車線で一方通行という狭い道。夜は車が通行止めになるので、歩行者でにぎわう。しかし街灯が少ないので、通り全体が暗い。バーボンストリートには警官が出ているので安全ではある。
初日に行ったレストランはK-Paul's Lousiana Kitchen というところ。ここはケイジャン(Cajun)料理を全米に広めたということで有名だそうだ。ケイジャン料理というのは、アメリカ南部の料理で、香辛料が効いたもの。昔黒人が奴隷として入ってきたときに、故郷アフリカの料理が持ち込まれて発展したのだとか。ここはさすがに有名なところなので、すこし行列ができていて20分ほど待たされた。
上が今回食べた料理。Blackend Stuffed Polkというもの。Stuffedというから何かに詰まっているのかと思ったらそうでもなかった。中央にあるのが豚肉のソテー。その上にケイジャン料理らしいスパイスの聞いたソースがかかっている。これは確かに美味であった。さて食事をしていると、5人のバンドマンが入ってきた。
New Orleansと言えばJazzの発祥の地。このフレンチクォーターはJazz演奏が聴けるナイトクラブがたくさんあることでも有名である。K-Paul'sはふつうのレストランだが、このように時々バンドが入ってきて演奏してくれる。数曲演奏して、この日は誕生日の人がいたらしいので、Happy Birthdayもおまけで演奏し、その後正面のドアから出て行った。しかし、店の前で演奏を続けている。この日はナイトクラブが休みなので、この店に出張で来たのかも知れない。
というわけで、初日からケイジャン料理+ジャズ生演奏というNew Orleansの目玉を2つも堪能できた。
リンクを貼ってあるK-Paul's Lousiana Kitchenのサイトにメニューの説明があるよ。なんかいろいろ詰まってる?
Blackened Stuffed Pork Chop Mushroom Zinfandel
Tender Pork Chops Stuffed with Ricotta, Asiago, Mozzarella & Caciocavello Cheese & Fresh Basil, then Seasoned and Blackened in a cast Iron Skillet and Served with a Mushroom Zinfadel Sauce. Served with a Stuffed Potato & Veggies
投稿情報: もりかわ | 2005-12-29 02:19
上の説明読むと、肉にハーブやチーズを「詰めて」、フライパンで黒く焦がしたといようなことが書いてありますね。でもChopだからいわゆる豚肉の切り身。それ自体が袋状になってるものでもないので、チーズとハーブに漬け込んだとかいう意味なのかしらん?でも、チーズより、上にかかったソースの味が濃かった。
投稿情報: Jabroni | 2005-12-31 00:57