今日12月8日付けの新聞より。アメリカの話だが、日本でも起きているのだろうか。見出しは
Hobby shop owners give up: They can't beat electronics
となっている。
筆者自身が以前住んでいたMountain ViewのSan Antonio Shopping CenterにあるSan Antonio Hobby Shopが今年のクリスマスを最後に店を閉じることを決めたのだと言う。
この店は鉄道模型、プラモデル、ラジコンカーの専門店。店の前に大きな展示スペースがあって、そこにジオラマが作られていてNゲージの鉄道模型が走っている。中は広大で、日本の模型屋なんかよりも大量の品物が、ゆったりと陳列されている。中にはセーラームーンのフィギュアなんてものまで売っていて、こんなところにまで日本のアニメが進出したのかと感心したほどである。
この店が閉店する理由は、子供の遊びがビデオゲームに移ってしまったため。この店の客層も40代、50代になってしまったのだとか。というわけで40年この地で模型を売り続けたHobby Shopも店終いとなってしまったのだとか。古い言葉になるが、「男の子の通過儀礼」だったプラモデルやラジコンも、今の子供には魅力のあるものではなくなってしまったということか。
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