この写真は近所のガソリンスタンド(英語ではGas Stationという)の価格表示板。左から、303.9、313.9、323.9と書いてある。それぞれレギュラー、プラス、プレミアム(いわゆるハイオク)の値段。最近ガソリンの値上げは止まることがない。
アメリカのガソリン価格の説明をすると、ガソリンのグレードが3段階あって、それぞれ1ガロン(3.79リットル)の値段で単位はセント。303.9は実際には303の右に10分の9という分数が書いてある。つまりレギュラーが1ガロンあたり3ドルと3.9セントとなる。なぜ半端の0.9がついているかというと、ガソリンは税込みの値段で表示されていて、購入するときはたいてい10ガロン以上入れるからだそうだ。この端数はたいてい10分の9で決まっており、レギュラーの値段に10セント加えたものがプラス、さらに10セント加えたものがハイオクの値段になるというのがふつうだ。
去年の初めはレギュラーが180セント代だったような気がする。去年の春急に上がり出して、2ドルを突破、その後上げ止まったものの調整で下がらず。今年になってまたじわじわと上がり始めた。以前San Franciscoでレギュラーが3ドル越えたというので新聞記事になったことがある。カリフォルニアは全米でもガソリン価格が高いらしい。中でもSFのような大都市は高い。ここシリコンバレーではSFよりも幾分安く、その中でもPalo Altoは高く、Sunnyvale、Cupertinoは安い方であった。最近会社のあるPalo Altoで3ドルを越える店を見たが、ついにSunnyvaleでも3ドルを突破してしまった。
上の写真のShellやChevronはガソリンスタンドの中でも高い方。中間が76というスタンドで、Valero、ARCOといった当たりが安い方。今でもSunnyvaleのARCOでは291.9くらい。しかし販売側、消費者双方に「3ドルの壁」というのが存在していることは確か。ARCOやValeroが3ドルを越すと、なし崩しに値が上がってしまうのではないかと心配ではある。
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