久しぶりに野球の話

最近野球（MLB）の話を書いていない。結果はチェックしているのだが、なかなかテレビでゲームを見るチャンスがない。次回観戦予定は5月13日のSF-LAD戦（ATTパーク）と、5月19日のOAK-SF戦（McAfeeコロシアム）。

テレビ観戦できないのは理由がある。

MLBは半年の間に162試合組んでいるので、日程が厳しい。例えばAthleticsは5月16日から6月4日まで20連戦。しかも広い全米を飛び回って試合を消化しているのだ。このため、3連戦・2連戦の最終戦は早い時間に試合が組まれることが多い。次の試合のために移動しなければならないからだ。今日はその2連戦の2日目。Athleticsは時間帯の同じLos Angelesでゲームがあったのだが、平日にも関わらず試合開始が昼の12時35分。SF Giantsは地元でゲームがあったが、これも昼の1時5分が試合開始。これではテレビ中継があっても、仕事がある人は見ることができない。

Athleticsは一時ロードに出ると勝てなくて借金3くらいまで落ち込んだ。ところがAリーグ西地区はレベルが低く、1位のLAAでも5割か貯金が1つくらいだったので、それほど引き離されずに済んだ。先週あたりから勝ち続け、今日も勝って5連勝。TEXまで0.5ゲーム差の2位になった。怪我で離れていたリリーフエースのStreetが復帰したが、代わりにLoaizaが怪我したようだ。打線は好調だ。まずNick Swisher。彼は打率3割を越え、しかもホームランもChavezに並んで10本。去年はとにかく大振りで打率は2割ちょっと。「なぜこんな奴を使い続けるのか？」と思ったものだが（Blogにもそう書いた）、今年になってようやく開花してくれた。Macha監督の我慢がようやく実ったと言えるだろう。彼が2番に座って、以下Chavez、Thomas、Crosbyと続くクリーンアップは強力である。ちなみに今日のゲームで、キャッチャーのKendallが、打席中インコースの玉に文句をつけてピッチャーとつかみ合いになって退場した。

Giantsの話題はBonds。最初はまったくホームランが打てず、打率も2割を割っていた。しかし、4月の終わり頃からようやく打ち始め、今日4号（通算712号）が出た。打率も.269まで上がってきた。もっともBondsの場合、打席に立つだけでものすごい歓声が飛ぶ。また打てなくてもフォアボールで歩かされることが多く、4番の役割は果たしているようだ。チームは今日現在5割で、Nリーグ西のトップCOLから1.5ゲーム差。

どちらも同地区のレベルが低いので、なんとか上位争いをしていられるというところか。