昨日、クリスマス翌日の26日は 007 Casino Royal を見てきた。映画を見るのも久しぶりだなと思って、自分のブログを調べてみたら、2月にPink Pantherを見ていた。ということは10ヶ月ぶりか。
007シリーズはずっと見ているので、この映画も見ようと思っていた。公開から1ヶ月ばかり経っているので、上映していないところもあったが、インターネットで検索してMountain Viewの映画館でやっているのを見つけた。公開から時間が経っていると、「新作」とは見なされず、9.5ドルの入場料が7ドルに値下げされていた。
英語で字幕なしの映画を見るのはなかなか大変だが、今回は敢えてあまり予備知識をなしに見ることにした。Daniel CraigというJames Bond役の役者がいろいろと話題になっている。また、今回の話は今までのストーリーとは継続性がなく、James BondがいかにしてMI6の007になったかというのがストーリー。
まずDaniel Craigだが、金髪で青い目のJames Bondは初めてということで、かなりイメージが違う。加えて「悪役顔」のCraigはどう見てもBondに見えない。古い映画だが、「ロシアより愛を込めて」に出てきたRobert Showの顔とイメージが重なる。
それとストーリーの継続性。Casino Royalは007シリーズの原作の中で最初のストーリーなので、ここでJames Bond=007が誕生するのは分かるのだが、M役のJudi Denchは前作から替わっていない。前々からこのJudi DenchのMには違和感を感じていたので、これを期に替えても良かったのではないか?
それと007シリーズと言えばハイテク武器。まず車は「原点」のアストンマーチンに戻ったということだが、これは映画の中でBondがポーカーに勝った相手から巻き上げるというもの。当然Q(彼は今回出てきていない)が作ったハイテクカーではない。スピードあるカーチェイスシーンはあるが、最後は横転して壊れてしまう。さらにPCや携帯電話などのガジェットも出てくるのだが、そこで使われる機能はEメールとGPS。これじゃあ、今誰でも使っている機能だ。まあ、この分野は進歩が激しいので、脚本書いて映画が公開されるまでに3年、4年と経ってしまうと現実社会でどんどん新機能が出てきてしまうということで、007シリーズのような映画を作るのは辛い状況になっているのだろう。
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