フロリダ州のLAKE BUENA VISTA(レイクブエナビスタ)というリゾート地で、MLB(Major League Baseball)のウィンターミーティングが開かれている。このミーティングの最中に、数多くのトレードや、FA契約が成立する。結局多くのことがここで決まるので、MLBでは12月まで、戦力補強を待つ傾向があるようだ。
このミーティングでBarry BondsがSF GiantsとFA契約した。記事はこちら。結局は$16ミリオン。1600万ドル。約18億円での1年契約となった。
結局「収まるところに収まった」という感じだ。42歳で衰えの見えるBondsを高額で雇う球団はなかったということだろう。BondsもGiantsでは1番の人気者だけに、Giantsに残るのが一番よいのだろう。
そのGiantsのエースだったJason SchmitdtはLA Dodgersと契約した。こちらの契約金額は3年で$47ミリオン。1年あたりの金額に直すとGiantsがBondsに支払ったのと同じ金額だ。ここからしても、ずいぶんBondsの年俸が低く抑えられたと見ることができる。そのSchmidtの代わりにGiantsが狙っているのが、A'sからFA宣言したBarry Zito。Zitoは今年のFA投手の中では一番の注目株。年俸$20ミリオンの複数年契約で交渉しているというのだからすごい。
A'sはGMのBilly Beaneがウィンターミーティングにつくとすぐに、Mike PiazzaとAlan Embreeとの契約をまとめた。Piazzaは$8.5ミリオンの契約で、Frank Thomasの後釜。EmbreeはPadresの投手で36歳。中継ぎ投手とのことだ。Zitoがいなくなるので、その穴を埋めたいところだが、EmbreeではZitoの代わりにはならない。多分Saaloosを先発にして、Saaloosの代わりをEmbreeに任せるのであろう。ただ、投手はもっと補強したいところだ。
ベイエリアの2球団以外にも、ウィンターミーティングでは盛んにトレードや契約更改が行われている。いわゆるストーブリーグが真っ盛り。注目だ。
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