シリコンバレーにHakone Gardenという日本式の庭園がある。今日はそこで落語の会があった。出演は三遊亭あし歌。Imanetの八木さんが企画したもの。
Hakone Gardenの中。このように純和風の作りの門があり、その奥に建物、庭園がある。
日曜日の10:30から落語会が始まった。まず八木さんがあし歌さんを紹介。彼は三遊亭円歌師匠の弟子で、現在二つ目。今年の5月、第1回落語一番勝負グランプリで新作落語の落語部門を受賞した期待の若手だ。 プログラムはまずあし歌さんの落語があり、一旦退場した後、八木さんが加わってのトークがあった。落語をする前に八木さんから紹介があったが、演目は分からず。与太郎が店番をする「金明竹」。京都から商人がやってきて、早口の関西弁をまくし立てるのだが、江戸の人が聞き取れないという噺だ。
今回の会の会費は「木戸銭」10ドル+心づけ。彼にとっては「修行の場」ということで、高い出演料は取らないそうだ。今回のカリフォルニア公演は、もともとサンフランシスコにいる日本人の老人が「生の落語を聞きたい」というメールをあし歌さんに送ったことから始まったのだとか。八木さんがシリコンバレーでの公演を設定し、この後ロサンゼルスで巡業し、月末にサンフランシスコに帰ってくるのだそうだ。
ちなみに私も落語は好きだが、日本にいるときもテレビで見る程度で、寄席に行ったことはない。最近はポッドキャスティングでよく聞いているが、音声だけで映像を見ることができない。このような落語会があることは非常にありがたいものだ。
その後Hakone Gardenを見学し、Saratoga市の中華料理屋に移動して、あし歌さんを囲んでの昼食会があった。楽しい1日だった。
あし歌さんの会のご参加ありがとうございました。
MIXIのあし歌さんのコミュにも引用させていただきました。
投稿情報: アトム | 2007-06-12 03:50
アトムさん、
シリコンバレーにも落語ブームを起こしたいですね。あし歌さんは「来年も来る」と仰っていましたが、是非また聞きたいものですね。
投稿情報: Jabroni | 2007-06-12 20:03