もう一昨日のことになったが、金曜日(10日)にJTPAの「ギークサロン」に参加してきた。今回はOracleのエンジニアの林秀明氏による、「オープンソース画像処理ライブラリOpenCVで遊ぼう!」という講演であった。
林氏は仕事ではOracle Web Cacheの開発をしている。OpenCVは趣味で使っているとこのこと。Power BookでPowerPointを使って発表したが、Power Bookについているカメラでライブの画像を取り込み、そこでさまざまな画像処理をデモで見せるというスタイルで話が進んでいった。
OpenCVはグラフィックスというよりは、画像処理というもので、カメラから取り込んだ画像から、エッジ抽出をしたり、顔認識をしたりといったデモが続いた。最近はグラフィックスの仕事をやっていないので、OpenCVのことも実はこの講演で初めて知った。
このJTPAのギークサロンはその名の通り、ギークが集まって中身の濃い話をするという企画。このサロンに出るのは3回目。実は他にも聞きたい話があったのだが、「申し込んでも、締め切りに間に合わず参加できない」ということが何度も続いた。以前、ギークサロンは15人限定にして、「中身を濃くする」ことに力が注がれていた。しかし、これでは参加できない人が続出したため、今回は広い会場に変更し、希望すれば誰でも参加できるようになった。今回参加したのは17人だった。今後は毎月第2金曜日に、同じ会場でギークサロンが続くのだそうだ。会場となったWilson Sonsini Goodrich & Rosatiという弁護士事務所は、会社のすぐそばにあるので、今後とも顔を出してみたい。
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