今日(月曜)は知人のお葬式。
亡くなったのはSVJETS(トーストマスタークラブ)でお世話になったBillさんだ。先週日曜日に脳梗塞で亡くなり、今日Los Altosにある教会でMemorial Serviceが行われた。
突然の悲報であった。10月4日のミーティングには顔を出しておられた。「あの日元気がなかった」という人もいるが、自分は気づかなかった。いつものように話していつものように別れた。次回はBillが何かスピーチをすることになっていた。
Billはレーザー関係の技術者で、仕事で日本に滞在したこともあって日本語も上手かった。外国語に興味があって、他にもドイツ語、スペイン語、ロシア語、ヘブライ語など全部で9ヶ国語くらい話せたそうだ。英語以外には興味のないアメリカ人には珍しい。トーストマスタークラブも、SVJETSを含めて3つの団体に入っていた。
Billにはスピーチのことでいろいろと指導を受けたが、何よりも私が彼から学んだことは、外国や外国語に興味をもって挑戦するという姿勢、異文化を積極的に受け入れようとする姿勢である。年は違ったが、彼もシリコンバレーのエンジニアであった。引退して2年しか経っていない。まだこれからいろいろとやりたいこと、行きたい所もあっただろう。それだけに早すぎる死は惜しまれる。
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メモリアルサービスは告別式のようなもの。教会では牧師が司会を務め、専属の歌手が歌を歌う。時々賛美歌を全員で歌う。親族・友人代表が別れの言葉を述べる。上の写真では天井の両脇にディスプレイが吊るされているが、ここにBillの生前の写真がスライド上映されていた。シリコンバレーでは教会もハイテクだ。
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