昨日(11月28日)のSan Jose Mercury Newsの記事が話題になっている。
Forget the Ivy League: Most valley CEOs went public
これはシリコンバレーにある企業のCEOの出身大学を調べたところ、公立大学出身の人が結構いることが分かった。タイトルの「Ivyリーグは忘れろ」とあるが、IvyリーグとはYaleやHarvardといった有名な私立大学で、アメリカの昔ながらのエリートの大学とされているところ。しかし現実にはStanford大学が1位であるものの、2位はUC Berkeley。他にも公立(アメリカには国立大学がないので州立、市立が公立になる)大学出身のCEOが結構いるということがわかったという。
1位のStanford大学は17人がCEOになっているが、新聞に上がっているのはT.J. Rodgers(Cypress Semi)、Reed Hastings(Netflix)、Jerry Yang(Yahoo!)、Elias Antoun(Genesis Microchip)の4人。2位のUC BerkeleyからはEric Schmidt(Google)、Paul Otellini(Intel)、Diane Greene(VMWare)。
そして「名誉ある」ドロップアウトとしてLarry Ellison(Oracle)とSteve Jobs(Apple)の2人が上がっている。
ちなみに、同じ記事には大学を何を学んだかも載っているが、電気工学(Electrical Engineering)がトップで75人、その他の工学が36人、MBA(大学院のみ)が32人、ビジネス(学部も含む)が26人、物理・化学が18人、コンピューターサイエンスが13人、経済学が8人、数学が6人だそうだ。理系が上にいるというのは正しい姿か?
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