前回のエントリーでSan Franciscoの新年花火の映像をYouTubeに置いたことを書いた。実はYouTubeにビデオをアップロードしたのはこれが初めてだったので、いろいろと苦労した。どうにかやり方をマスターしたので、また4つばかり花火のビデオを置いてみた。
なお、説明も含めた記事は花火見物記 2008年版 に書いた。
備忘録を兼ねて、デジカメで撮ったビデオをYouTubeに置くまでの手順を書いておく。
- ビデオを編集
まずビデオは「QVGA(320×240ピクセル)で10分以内」というYouTubeの制限に合わせなければならない。時間はともかく、今のデジカメはビデオでももっと高い解像度を撮ることができる。そこでこれをQVGAにダウンコンバージョンする必要がある。Windowsの場合、Windows Movie Makerというソフトがある。「スタート」「プログラム」「アクセサリ」にある。 - Windows Movie Makerで編集
まず「ファイル」メニューから「インポート」コマンドを選択し、デジカメで撮ったビデオファイル(AVIなど)をインポートする。右にあるビデオ画面の再生ボタンを押すと、その場で再生することができる。ここでビデオの前後を切りたい場合は、コレクションにあるビデオクリップを、画面下にあるストーリーボードにドラッグする。このストーリーボードでは、マウスでビデオをトリミングできる。このストーリーボードを使うと、2つのビデオをつなげたり、ビデオ効果をつけたりすることも可能だ。 - 形式を変換
編集が終わったら、セーブする。ここで320×240ピクセルにする。ファイルメニューから「ムービーファイルにセーブ」を選択。「ロケーション」でマイコンピュータを選び、次にファイル名とロケーションを選択。その次の画面が解像度を決めるところだ。元々のビデオの解像度がよい場合、「その他の設定」を選択、さらにドロップダウンリストから、適当なものを選ぶ。このウィンドウの下に解像度(横×縦のピクセル数)が出るので、これが320×240になるものを選んで「次」をクリック。
ダウンコンバージョンには少々時間がかかるが、これでQVGAのビデオが完成する。次はYouTubeへのアップロード。YouTubeのアカウントはすでにあるものとする。
- まずブラウザでwww.youtube.comに行き、ログインする。
- Uploadボタンをクリックすると「Video Upload」の1ページ目に行く。ここではTitle(ビデオのタイトル)、Description(ビデオの説明)、Video Category(カテゴリー、選択する)、Tag(ビデオにつけるキーワード)を入力して、Upload a video...ボタンをクリックする。
- 2ページ目でビデオファイルを選択して、Upload Videoボタンをクリック。
- アップロードには時間がかかるが、完了するとThank you! Your upload is complete!というメッセージが出る。
これでビデオのアップロードは完了した。あとは、自分のビデオページに行ってアップロードしたビデオを再生して確認する。
あとは、自分のウェブサイトなり、ブログなりからこのビデオを引用する。それにはYouTubeでこのビデオを選択した画面から始める。画面の右にEmbed(「組み込み」)というタグがある。その下に<object width="425" height="373"> で始まるHTMLが書かれている。このHTMLを自分のページに貼ればよい。
Embedの右側にCustomizeという文字があるが、これをクリックすると、画面の縁に色とつけることができる。実際にやってみると、このようなものができる。
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