2月17日まで、Marie-Antoinette and the Petit Trianon at Versaillesという展覧会が開催されていたので、これを見に行った。
マリーアントワネットとはフランスのルイ16世の王妃で、フランス革命の時に断頭台に消えたという歴史上の人物。プチトリアノンというのは、ベルサイユ宮殿の中にマリーアントワネットのために作られた小さな建物で、今回の展覧会ではその中で実際に使われていた家具や装飾品が展示された。
家具の中には、テーブルやらベッドがある。ルイ16世のベッドというのもあったのだが、実際には使われなかったそうだ。ルイ16世は妻を訪ねてプチトリアノンに来ることはあっても、寝る時はベルサイユ宮殿に帰っていたそうだ。このベッドというのが結構小さくて、現代の成人男性では足がはみ出してしまいそうだ。
上の写真は会場となったLegion of Honorの建物。ヨーロッパの宮殿を思わせる建物だ。美術館になっているのは、この建物の奥にあるごく一部。規模は小さいものの、絵画や彫刻の常設展示もある。
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