中学、高校時代の友達4人と飲んだ。
有楽町と東京駅の間にあるガード下の店。「ミルクワンタン」という独特の皿、メインのミルクワンタンが出てくるまでにいろいろ出てくる独自のメニューとその旨さなど、とかく語られる話題の多い店のはずだ。行きすがら道が分からなくて電話したところ、「鳥藤です」ではなく「ミルクワンタンです」と答えてくれた。
この店は最終的に「ミルクワンタン」が出てくるのだが、その前お通しやつまみなど、たくさん出てくる。「客の食欲を見ながら料理を出してくる」とどこかで読んだが、具体的にどうなっているのかはよく分からない。とりあえず出てきたものを列挙してみる。
●おから
今回は中学高校時代の同級生に連絡を取って、会うことにした。今回は自分も入れて5人。そのうちの一人が幹事をやってくれたのだが、店がなかなか決らなかった。じそこで「酒のほそ道」で読んだことのある鳥藤を頼んだのだ。
●はくさいの漬け物
メンバーの4人は、会社員、医者など進路は様々である。
●スープ
自分のようにアメリカで永住権を取るような奇特な奴は他にはいない。
●あげの煮物
ある人は3年ぶりくらい、他は6年ぶりだったり、それ以上ぶりだったり、いろいろである。
●酒
最初はビールを飲んでいたが、酒も頼んだ。暑いので燗ではなく冷酒にしたら、こんなので出てきた。
●手羽+いなご
ガード下で酒を飲むなんて久しぶりだ。久しぶりにあった同級生の会話と言えば、
●鯖味噌
「今オマエは何してるんだ?」とか、
●山芋
「あいつは馬鹿だったなあ。今頃どうしるんだ?」とか
●豆腐サラダ
実にたわいもないことばかり。
●ジャガイモの煮付け
とにかく、酒が回ってからは、
●つけもの
どうでもよい話ばかり繰り返していたのだけれど、実に楽しい。
●納豆チャーハン
男ばかり(男子校)だし、みんないいオッサンになっているのに、何を話しても楽しい、嬉しい。
●ミルクワンタン
いよいよ看板メニューのミルクワンタン登場。ワンタンスープに牛乳が入ったもの。微妙な組み合わせだが、これが旨い。
●デザート
それは例え、昔仲良くしていた友達の話題でも、お世話になった先生の悪口であっても、楽しいものは楽しいのだ。
●デザートその2
やはり青春の一時期を共有した仲間とは、
●ラーメン
いつまで経っても同士なのだ。
店の人に、私がアメリカから来たと言うと、New York Timesに紹介された記事のコピーを持ってきてくれた。はるばる遠くからやってきたのだが、「酒のほそ道というマンガを見てきました」というと驚いていた。
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