三舩優子のコンサートを見に行った。ちなみに「みふね」の「ふね」が「船」ではなく「舩」であるところが珍しい。ちなみにご本人のウェブサイトはこちら。文句なしに美人である。
今回の帰省の間に、彼女のコンサートがあるということで、「生まれて初めて」クラシックピアノのコンサートに行くことにした。会場は杉並公会堂。荻窪駅からバスに乗ったが、歩いても行ける距離であった。
今回のコンサートはピアノが3つ並んだ「三重弾(さんじゅうびき)」という珍しいもので出演したのは斉藤雅広、三舩優子、加羽沢美濃の3人。「二重弾き」というのはよくあるがピアノ3台というのは非常に珍しいそうだ。
出演者のうち斉藤さんが年長のようで、彼がトークで盛り上げてコンサートを進めていく。いろいろと出しものがあったが、どれも楽しいものであった。ピアノは杉並公会堂が所有する3台。どれも名器であるそうで、第2部のはじめに斉藤さんが1台ずつ説明してくれた。音の特徴を説明して、同じ曲を3台で弾き分けてくれるのだが、音楽の素人の自分には違いがよく分からなかった。
コンサート中に気づいたこと。我々は2階席で見ていたのだが、1階席の右の列の前の方が空席になっていた。客入りはよく「ほぼ満席」ではあったのだが、右側の一角は意図的に開けられていたように誰一人座っていいなかった。今回はグランドピアノが3台あったが、ふつうのピアノコンサートでは1台置かれる。その場合、客席から見て左側に鍵盤とピアニストが来ることが多い。右側の席の前の方に座ると、ピアニストが全然見えなくなってしまう。そのため、ピアノのコンサートの場合、右の前の方の席は嫌われるそうだ。今回は3台のグランドピアノが互い違いに置かれて、斉藤さんが右側、三舩さんと加羽沢さんの2人が左に座っていた。美女2人を見るために左席が取られたか?でも、斉藤さんの説明では、「当日の朝からピアノの配置を考えていた。」と言っていたので、ピアノの配置や誰がどこに座るかは分からなかったはず。ピアノファンの習性で、右前の席は嫌われていたようだ。
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