この年になると、外国語を覚えるっていうのはなかなか難しいな。
Diversityの進んだシリコンバレーのIT会社で働いていると、世界中から人が集まっている。言葉はもちろん英語が共通語になっているのだが、母国語は日本語の他、スペイン語、ヒンズー、中国など様々である。上司で2人ほど、日本語で私に挨拶してくる人がいる。「オハヨウゴザイマス」「コンニチハ」「ゲンキデスカ」など、座っている私のところに来ると話すのだ。
これ以上の言葉は喋れない。慣用句だけ覚えてきて喋っているのだ。1人はガールフレンドが日本人と言ってたので、カノジョから習っているのだろう。でも「元気ですか?」はどうなのかな?How are you?の訳なので「ハイ、ゲンキデス」とYes, I am fineの訳で答えているのだが、日本では毎日顔を合わせている相手にこういう挨拶はしないと思う。
でも、これもコミュニケーションなので、私もインド人や中国人には、ナマステとかニーハオなんて言うこともある。
で、時々日本語、英語以外の言葉も喋れたらなあと思うのだが、同僚にヒンズー語や中国語を習っていたら、仕事にならない。今はポッドキャストによいコンテンツがある。
チョアヨ!韓国。これは1年ほど前に試した韓国語講座なのだが、なかなかよいコンテンツだった。MBSのアナウンサーがやっているが、子供の時に韓国に住んでいたそうで、日本人がハングルを勉強するツボを分かっているようだ。音声だけのポッドキャストなので、文字(ハングル)はない。そのため、日常会話や慣用句が主な内容だったが、日本語での解説がなかなかよくできていたように思う。でも、結局使う場面がなくて脱落してしまった。
聞くスペイン語Escucha Espanolはビデオベースのスペイン語。日本在住と思われるスペイン人の男2人が、漫才みたいな感じでスペイン語講座をやってる。ビデオなので、単語のスペリングが出るのは分かりやすい。でもラテンの乗りで軽快に進むのだけど、あまりにも簡単すぎ。「月の名前を覚える」というのが2回に分かれていて、前半で1月から6月、1週間後の後半で7月から12月という具合だ。こんなペースではいつになったら喋れるのやら。
通勤の車の中では、iPodの音声だけ出すことができるので、チョアヨ!を再開した方がいいのかな。ヒンズー語のポッドキャストは日本語ITMSにはないようだ。
ほう、チョアヨ、私も試してみます。
投稿情報: TAM | 2009-09-05 10:32