会場はUnion Bank of CaliforniaのSan Jose支店の会議室。Union Bank of Californiaは三菱東京UFJ(長い名前だ)の子会社。2001年当時の、ここの支店長か支社長かが落語が好きで、圓橘師匠を呼び寄せたのがシリコンバレー寄席の始まり。
その後は、Sushitomiという寿司屋や、現地の日本人がボランティアベースで開催している。
銀行の会議室は真っ平ら。そもそもこういうステージを置くために作られていない。そのため、後の席に座るとちょっと見づらい。ま、これも手作り感があってよいのだが。
演目は上の写真にも出ているけど、目黒の秋刀魚、寝床、雁風呂の3つ。圓橘師匠は公園はこれ1つだけで、このためにわざわざアメリカにきて下さっている。ありがたいことだ。
私は落語が好きでポッドキャストで聞いているので、こういう海外公演は有難い。
古典落語にはお殿様とか、長屋、ご隠居といった江戸時代の生活が出て来るのだが、こういうのっていつまでも続くのかな?特にアメリカにいる日本人のお子さんたちは、こういうものが想像できないらしいのだ。
そんなわけで、圓橘師匠の会では、子供向けに落語教室を開催している。そちらの方には出てないが、落語の動作などを教えているのだそうだ。文化の伝承には手間がかかるということか。
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