The Japan Society が主催するSushi Summit 2005 というイベントに行ってみた。もともとはテレビのCMで見ただけのもので、予備知識はほとんど無かった。たぶん、展示会のように寿司が出品されていて、その一方でいろいろな寿司が食べ放題といったものを勝手に想像していた。イベント自体はこの日の朝9時から夕方4時までということだけ分かっていたが、朝から寿司ばかり食べ続けるのも嫌なので、昼ごろ家を出て、Milbraeに車を停めてBARTに乗り、San FranciscoのCivic Centerで下り、現地に着いたのは2時前であった。
会場はThe California Culinary Academy のビル。これは日本語で言うと調理師学校になるのかな。料理人になる人が勉強する学校である。ビルの近くに来るとコックさんの服を着た学生がたむろしていた。
このCulunary Academyビルの中央には吹き抜けのホールがあり、そこがSushi Summitの会場であった。入ってみると奥にステージがあって、誰かがスピーとをしているのだが、その前では椅子を重ねて片付けている。「もう終わりなの?」とあせったが、聞いてみると「鏡割が終わって、これから太鼓のショーがある」とのこと。
とりあえず入ってみると、会場の周囲にはまだテーブルがいくつか並んでいて、日本酒を振舞っていた。しかし寿司はこの時点ではどこでも振舞われていなかった。ステージ横のテーブルには左の写真のように、出品作品が並んでいた。寿司というよりもフランス料理のような盛り付けの仕方であった。ステージではまだ司会者がいろいろと喋っていたが、料理学校の生徒らしき人たちが盛んにオードブルを配りにきた。
鏡割りと三本締めの後、ステージでは太鼓ショーが始まった。San Franciscoのジャパンタウンにある太鼓道場のメンバーが見事な太鼓のパフォーマンスを見せた。その後、会場の上のバルコニーのようなところで寿司を握り、客に振舞われた。さらにその後、ホール横にある厨房でも寿司が作られていた。ここはさすがに調理師学校だけあって、厨房は広く、天井に巨大な鏡が設置してあって、調理の模様を大人数の学生が見ることができるようになっていた。
このSushi Summitの入場料は15ドル。寿司とオードブル、それに太鼓ショー見るだけでも十分モトは取れるでしょう。
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