ちょっと更新が滞ってしまった。7月3日から5日までという日程でLas Vegasに行った。Las Vegasはシリコンバレーではないのだが、この辺の人たちの旅行圏内なので旅行記を書くつもりだった。「だった」というのは、今回の旅行ははっきり言って失敗だったので、あまり書く気がしなかったのだ。
そもそも今回の旅行はJuly 4th(独立記念日)の花火を見るのが目的であった。ところが、結論から先に書いてしまうと、花火は揚がらなかった。Las Vegas Blvd(通称Strip)沿いの豪華ホテルに沿って花火を揚げている写真をいくつも見ていたので、あそこで花火が揚がるのだろうと思っていた。ところが、そんなことは無かった。正確には1箇所上げていたのだが、見た位置が悪くて全然見えなかった。
The Stripから外れたHilton Hotelで見えるとのことだったので、4日の夕方にHiltonまで行った。しかし「Strip沿いの方がたくさん見えるのではないか?」と思って、Sahara Hotelの方に移動したのが失敗であった。Sahara Hotelの前にある土産物屋の前に駐車場があって、そこで何人もの人が花火を待っていたので、ここで見えると思ったのだが、なんとStrip沿いでは花火はまったく揚がらず。はるか遠くのNorth Las Vegas Cityの方で花火がはまともな花火が揚がっていたが、小さくてよく見えない。そのうちにSaharaの裏のHilton Hotel方面でも花火が揚がった。しまった!と思ったが、時すでに遅し。しかもこちらの花火はあっという間に終わってしまった。
というわけでわざわざLas Vegasまで来たのに、まったく花火を見ることができなかった。ちなみに今回はParis Hotelというフランス風ホテルに泊まった。ここはまあ、Stripの中では中級のホテルかな。Las Vegasにはこれで3回目。花火はなくても、カジノやプールがあるので、旅行自体は楽しんだ。でも、やはりメインが失敗だったので・・・
この左の写真はLas Vegas空港からParis Hotelに向かう途中で撮ったもの。手前に空き地があって、その向こうでホテルが建設中である。ここはStripの裏通りにあたるところ。左にあるのが駐車場のビルで、その裏にStrip沿いのホテルがある。つまり絢爛豪華なStripも、1歩裏に入るとこんな閑散としたところなのだ。砂漠に作った人工的な楽園というLas Vegasの1面を象徴している。だからと言ってLas Vegasが嫌いになるのではない。むしろこういう虚栄なところがよいのだ。
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