あまりにも負けが続くので、書くことがなくなっていたのだが、49ersのゲームは毎週見ていた。今日は開幕戦以来のSt. Louis Rams(STL)戦で、ここで10月30日以来の勝利、3勝目をあげた。
まず1Q、SFが最初のドライブでHicksが73ヤードのスーパーランで、TDを奪う。これで7-0。STLが攻め込むもなんとかしのいでTDを防ぐ。FGが決まって7-3。
2Qは点の取り合い。まずSTLがSF陣内に攻め込み、3ヤードのランを決めてあっさりとTDを決めて7-10と逆転。続いて今度は40ヤードのTDパスも決める。これで7-17。さらにはフィールドほぼ中央から51ヤードというロングFGを決めて7-20。これで今日もまた敗色濃厚と思われた。しかし、SFもしぶとく反撃を開始。Frank Goreが走りこんでTD。続いて2Q終了間際にFGも決めて17-20と3点差となる。いつもなら諦めてしまいそうなゲーム展開だが、今日はしぶとく追い上げた。
3Qは両者得点なし。4QではまずSTLがパスで押すが、TDパスをSFのSpencerがインターセプト。これはきわどい判定でSTL側のチャレンジ(ビデオでの判定を訴えること)となった。しかしSpencerの足がフィールドに残っていることがわかり、インターセプト。ここからの攻撃は一度はパントしたが、SFのディフェンスも粘って再び攻撃権を得て、最後はまたもFrank Goreが30ヤードのロングランを決めてTD!このドライブで2 Minute Warningが過ぎており、最後のSTLの攻撃は1分ちょっと。最後に相手のパスをインターセプトしてSFの勝利となった。
とにかく今年は過去の2勝がともにSFのホームゲームだったので、最後のロードゲームでロード初勝利となった。またAlex SmithがQBで出たゲームでも初勝利。チームは早々に優勝戦線から脱落しているので、この日もオフェンスの先発にルーキーを4人も使い、完全に若手育成モード(A. Smithの他は、RBのFrank Gore、TのAdam Snyder、GのDavid Baas)。少しずつではあるが、Smithも上達している。とにかく彼はパスが下手でインターセプトが多かった。おまけにオフェンスラインが破られてアタックされてはボールをポロポロ落とすシーンが多かった。そのため「彼の手は標準よりも小さいのではないか」と新聞やテレビで言われる始末。それが今日はインターセプトは投げなかった。ただ、やはりパスを投げるのに躊躇するのか、ボールを長く持ちすぎる。オフェンスラインが破られて、Smith自らボールを持って逃げるシーンがいくつかあった。ま、黙ってサックされたりボールを落とすよりはマシなのだが。
それよりもディフェンス。相手のランはよく抑えるのだが、パスは面白いように通してしまう。今日は要所でインターセプトを2回取ったが、まだまだパスディフェンスには課題が多い。
NFLも今日が第16週。来週は1月1日に地元でHouston Texansを迎える。Texansは今期2勝しかしていない(32チーム中最下位)。「ここでも負けて全体の最下位になると、ウェーバー方式のドラフトで有利になる」なんていう意見もあるようだが、ドラフトでいい選手が入ってきて困るのは、今の選手たち。地元での意地を見せてもらいたいものだ。
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