あいかわらず、例によってゲームURUの続き。現在の状況は最初の4つの時代(ガリーセン、テレダーン、エデル・ギラ、ケイディッシュ・トレサ)が終わり、柱を返してレルトに地割れができたところ。
今回はグラフィックスカードで痛い目にあった話。
最初の4つの時代はどの順番にやっても構わないのだが、4つともクリアしなければならない。まあMYSTシリーズの場合、ほとんどすべてのパズルを解いていかなければならないのではあるが。
痛い目にあったのはケイディッシュ・テレサという時代。暗い巨木の森から始まる。最初に接続書でワープして、ギャラリーというところに行き、そこにあるステンドグラスの模様が、この時代のパズルのヒントになる。で、この2つ目のパズルの「月の部屋」というのが問題。筒型の建物に入ると壁沿いにらせん通路があって、下までおりるとモザイクタイルの丸い床がある。らせん通路の途中に5つのスイッチがあって、このうちのある組み合わせを押すと、特定のタイルに光が当たってあるパターンが表示される。そして、それがこのパズルを解く鍵となる。スイッチのパターンはギャラリーの絵にヒントがあり、うまく押せばその絵の通りのパターンが浮かび上がってくるはず。
ところが、正しく押したはずがちゃんとしたパターンが出てこない。仕方ないのでインターネットでURU Moon Parkで検索してみると、グラフィックスカードによってはうまくパターンがでないとあるではないか。私のPCにはNVIDIAのGeForce4がささっている。これはGoogle Earthのために購入したものだが、強力なグラフィックス能力によって、URUも遊べるというものであったのに。
いろいろ調べてみると52.16というバージョンのパッチを当てると、このバグが回避できるとか。しかしNVIDIAのページにあるGeForce4の最新パッチは81.98だ。つまり相当昔の状態にしなければならないということらしい。このパッチを試してみたが、現在のより古いパッチになるのでなかなか当てるのが面倒だ。結局それでもうまく行かないので、GeForceを無効にして、PC本体に装備されていたIntelのグラフィックスカードを選択した。
これでもDirectXがインストールされていれば、URUは動くはずである。ま、確かに動いた。しかしレスポンスはかなり悪くなる。最初のレルトの島で、地面のテクスチャがおかしくなっている。それどころかテクスチャが抜けて白いポリゴンのまま表示される床・地面もでてくる始末。それでも問題のケイディッシュ・トレサの月の部屋に行ってみたら、ちゃんと床がパターン通り発光した。その後のパズルではテクスチャの問題はなく、ケイディッシュ・トレサをクリアできた。その後改めてGeForce4をグラフィックスカードとして指定して、快適な動きを取り戻した。
技術屋としては、「最先端の技術を駆使してハイエンドのゲームを作る」という気持ちは良く分かる。しかし、あまりにも最先端の技術をフルに駆使すると無理も生じてくる。特にDirectXはドライバとハードの組み合わせによって、今回のような問題が生じてしまう。PCをプラットフォームにゲームを作ると、このようなテストをするのは大変なことだと想像できる。PS2に移植してくれたら、テストはSONYのハードだけで済むのに。しかしMYSTシリーズはExile以降PS2などゲームコンソールのバージョンを出してくれないのだ・・・
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