NFLのSan Francisco 49ersはWR (ワイドレシーバー)のBrandon LloydをWashington Redskinsにトレードに出した。見返りは今年のドラフト3順目と来年のドラフト4順目の指名権だそうだ。
NFLはこのように、現役選手とドラフト指名権をトレードすることがある。ドラフトの指名順は昨年度の順位の低い方からと決まっており、シーズン最少の2勝しかできなかったHouston Texansが1位、3勝のNew Orleans Saintsが2位、我がSF 49ersは6位で、スーパーボールを制したPittsburgh Steelersが32位だ。Lloydの行き先となるWashingtonは22位だ。1順目はWashingtonが指名する。2順目以降はまたHoustonに戻って、Houstonが33番目の指名、New Orelansが34番、49ersは38番・・・と続く。Washingtonの3順目というのは、全体で86番目ということになる。SFは、3順目に2回指名できるので、6番、38番、60番、68番、その次に4順目の92番の指名が可能になる。
それではLloydにつりあわないということで、2007年度の4順目の指名権もプラスされているが、これは2006年シーズンのWashingtonの順位が決まらないと確定できない。97番から108番までのどれかということだ。NFLは選手寿命が短く、大学を卒業して早くレギュラーになるので、こういうトレードというのもアリなのであろう。
Lloydは49ersの中では2005年に最も成績がよかったWR。絶対的エースというわけではないが、最初に名前の挙がるWRであった。Washingtonでも頑張って欲しいところ。Lloydがいなくなると次のWRはBattleなのだが、彼がエースでは心もとない。49ersは代わりのWRを取れるのだろうか?先週労使交渉がまとまって、凍結されていたフリーエージェントが動き出す。ひとつ大物WRを取ってきて欲しいところ。
Cleveland BrownからFAになっていたAntonio Bryantを取ったようです。WRはBryantとBattleで行くことになるのかな?
投稿情報: Jabroni | 2006-03-14 00:43