昨日のことになるが、JTPAのサロン「木田泰夫氏によるMacBook Proのデモ」に出席した。JTPAの「サロン」というのは、セミナーよりも小規模なもので、JTPAのボードメンバーの梅田望夫さんのオフィスで行われるものだ。話すのはAppleのOS開発に携わる木田氏。その彼が自らデモをしてくれるというものだ。
実はAppleはちょっと触ったことがある程度で、ユーザの経験はないというのに等しい。それでもUNIXのことはある程度知っているし、何よりOSの開発をしている人の話はめったに聞けるものではないということで出席してきた。参加者は限定5人ということだったが、結局10人弱が出ていた。
Macユーザではないので、詳細までは突っ込めないが、木田さんの話の要点は、
- Intel Macの概要
- Core Duoプロセッサについて
- PPCのエミュレーションモードと、PPC+Intelの両プロセッサ用コードを含んだアプリケーション。
- ビデオ・音楽・アルバムアプリケーションのデモ
私以外の参加者はMacのユーザ。しかもかなりコアな人たちなのでマニアックな話題で盛り上がった。デモ終了後、ある人が持ってきた1つ前のモデルのMacBookと比べるという時間になった。ディスプレイの上にカメラがついたので、多少その部分のフレームが大きくなっているのと、マウスのタッチパッドが横に広がった。それ以外はほぼ同じなのだが、そこはコアなユーザたち、キーボード部分が薄くなったとか、ディスプレイがきれいになったとか、人目見ただけでは分からない違いを見つけ出しては、それを写真に撮るというオタクな会合になった。
Macユーザでない私でも楽しめたのは、木田さん自身がOS開発者で技術にこだわった話しをしてくれたから。これはサロンではなくJTPAのテクノロジーイベントとしてやってもらいたかったのだが、ご本人があまり大勢の前で話したくないということで辞退したのだとか。残念なことだ。
自宅のPCはWindowsのデスクトップだが、2台目はLinuxもいいなあと考えていたが、Macも考慮してみたくなった。BookよりはMac Miniかな?そういえばこの日、Mac MiniもIntel版が出た。
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