先日ついに大台の波が来た というエントリで、ガソリン価格が1ガロン3ドルを越える店が近所に出始めたという話を書いた。そのとき、
ARCOやValeroが3ドルを越すと、なし崩しに値が上がってしまうのではないかと心配ではある。
と書いたのだが、早くもその日が来た。あれから8日後の今日、ARCOでガソリンを入れたところ、何と3.13ドル9/10であった。3つの値段の説明は前回したとおり、一番安いレギュラーガソリンの価格が、税込みで1ガロンあたり3.139ドルである。
3ドルという「壁」を越えるとどんどん上がってしまう。この1週間は特に値上がりが激しい。このガソリン価格の高騰は地元紙San Jose Mercury Newsでも記事になっていた。その記事の中に、全米のガソリン価格を調査しているWebサイトのことが載っていた。
GasBuddy.com がそれである。ここはアメリカとカナダのガソリン価格が反映されているのだが、細かく調べていくと店ごとに価格が分かるようになっている。これでSan Jose近辺 を調べてみると、Santa Claraにかろうじて一軒2.99の店がある。これも昨日(木曜日)の段階のものなので、今日はもう3ドルになったかも知れない。
このGasBuddy.comでは過去の価格をグラフで出すこともできる。
これで見ると、去年の9月10月頃高くなって、年末に下がった。しかし3月にまた上がり始めた。例年年末になるとガソリンが下がり、春先と秋に上がる傾向があるのだが、今年の春の上がり方はかなり極端だ。
もちろん日本よりガソリン価格は安いのだが、アメリカでは車への依存度が高い。何しろバスや電車などの公共交通機関でいける場所が限られるので、誰もが車を運転する社会。しかし、イラク情勢を見ると好転する兆しがない。ガソリン価格が下がる要素がないのが困ったところだ・・・
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