昨日の風邪がまだ治らない。会社には出たが、1日中ふらふら状態であった。
さて昨日のオールスターゲーム。イチローがアメリカンリーグの1番として出たが、3打数でヒットがなかった。それに得点を挙げたのが日本では知られていない選手だったので、盛り上がりに欠けたかも知れない。
試合の後半は風邪で寝てしまったので見ていないが、その前後のイベントやら報道を見ていると、「やはりアメリカのオールスターはすごい」と思わされる。
- 1試合しかないことの価値
これは日本でも言われているようだが、30球団のアメリカでわずかに1試合しかない。12球団で2試合あるいは3試合ある日本と比べると、圧倒的にその濃度が高くなっている。例えばベイエリアの地元2球団で見ると、GiantsからはSchmidt1人、アメリカンリーグ西の首位にいるAthleticsからもZito1人しか選ばれなかった。一応30球団すべてから1人以上選ばれているが、とにかくメンバーに選ばれること自体がすごく大変なことなのである。しかもZitoは1回だけ投げたが、Schmidtはブルペンで投球練習はしたものの、登板機会がなかった。メンバーに選ばれて、さらに試合に出場するのは大変なことなのだ。
- 町をあげてのお祭り騒ぎ
30球団で持ち回りにしても、ある都市には30年に1回しか回ってこないことになる。今年はPittsburghであったが、球場の前の道に赤いカーペットを敷いてみたり、町中を飾りつけたりして大変なお祭り騒ぎであった。Pittsburghは今年NFLのスーパーボウルで地元のSteelersが優勝したのに続き、お祭り騒ぎ。ナショナルリーグの4番には地元PiratesのJason Bayが座ったので、大人気であった。
- 前夜祭の盛り上がり
これはこのBlogにも書いたが、オールスター戦の前日に行われたホームラン競争と、OBによるソフトボール戦がえらい盛り上がりよう。平日の昼間からやっているのに、なんと観客席は満員なのだ。
- ピッチャー有利、でもMVPは打者有利
これは日本でも事情は同じかも知れない。投手は1回か2回しか投げないので、最初から全力で投げてくる。だからなかなか打てない。しかし9回表に逆転打を打ったYoungがMVPを取ってしまった。
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