これは芸術と言えるのかどうか不明だ。先日デジタル掛け軸について書いたが、あれはSan Jose市が主催するZeroOneというアート関係のイベントの中の出し物であった。
そのZeroOneの中でおかしなことをやっている人がいる。Bill & Dave's excellent (Silicon Valley) adventure これはSan Jose Mercury Newsの記事だが、Hewlett-Packardの創立者のBill HewlettとDave Packardの二人のパネルを作って、シリコンバレーの名所をヒッチハイクで巡るというものである。
Julie Newdollというアーティストがやったもので、Hewlett & Packard というサイトに、今までどこを巡ってきたかというルートが、Google Mapを使って表示される。このページで分かるが、パネルというのは、Bill HewlettとDave Packardの若いときの写真を元にしたもの。Packardが右手を上げていて、ヒッチハイクのポーズに似ている。
7月13日から、このパネルを使ってヒッチハイクを開始して、8月11日にHP社の前についた。この間パネルにはGPS月の携帯電話が付いていたので、要所での時間と場所がGoogle Mapにルートとして現れている。
Sun Microsystems、Intelといったシリコンバレーの巨大企業、Office Depot(PCやオフィス用品のお店)のHPプリンタ売り場などでは写真を撮っている。
最後の最後にHP社でゴールしたのだが、そこでの写真撮影はHP社が拒否したそうだ(さらにコメントも拒否している)。洒落が分かるアメリカ人でも、さすがにこれは無理だったようだ。
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