MLB A'sのゴールは近い

NFLはプレシーズンマッチが始まり、9月2週目からいよいよシーズンが始まる。MLBは9月でシーズンが終わり、10月からポストシーズンが始まる。この時期はNFLとMLBで忙しくなる。

野球のことを書くのは2週間ぶりとなる。前回はBlue Jays戦に行ったら日系人ピッチャーのKomineが出てきたという話を書いた。そのKomineは次のTEX戦でKOされて、またマイナーに落とされてしまった。先発2回、防御率は5.00、2度とも勝ち負けは付かなかった。これで落とされるのは厳しいが、A'sはHardenが怪我したため5人目の先発投手が必要。マイナーには何人も候補がいるので、チャンスが回ってくるのも大変なことなのだ。

さて、8月中旬になってそろそろポストシーズンのことが気になる季節。ベイエリアの2チームを見ると、SF Giantsは望み薄、Oakland Athleticsは希望が持てる。

NリーグのGiantsは首位にたったこともあるが、1日天下だった。7月終わりに9連敗を喫してしまい、今は西地区最下位。5チームが団子状態だったNリーグ西も、いつの間にか最下位Giantsと首位Dodgersとの間には7.5ゲーム差がついてしまった。Nリーグでは東のNY Metsが優勝確定的。2位のPhiladelphiaには15ゲームも差がついている。そのPhiladelphiaは5割を割っており、ワイルドカード（WL）も期待できない。中地区はSt. Louis CardinalsとCincinnati Redsが1.5ゲーム差で争う。田口のいるCardinalsはPujolsの活躍が大きかった。西地区はLA DodgersとSan Diego Padresの争い。Cardinals、Reds、Dodgers、Padresの4チームから3チーム（2地区の優勝とWL）が選ばれることになる。

Giantsの試合を見ていると、よくも悪くもBarry Bondsだ。Bondsの今年のホームランはわずかに15本。しかし、これ以上打っているのはDurhamとFelizの19本でしかない。5が晩がが打てないため、4番のBondsはとにかく四球で歩かされる。今年はすでに92個も歩いている。Bondsは来年も現役を続けるそうだが、フル出場できないBondsが4番を打つようではチームは苦しい。Bondsに替わって4番を打てるバッターを取ってこなくては。それ以前に監督のクビが危ないが。

A'sはAリーグ西地区で首位を走っている。2位のLA Angelsとの差は4.5ゲーム差。これから2軍も含めた総合力の勝負になるだろう。Aリーグでは中地区のDetroit Tigersと井口のいるChicago White Soxが強い。TigersがWhite Soxに5.5ゲーム差をつけているが、White Soxの勝率も6割を超えている。東は例によってNY YankeesとBoston Redsoxの争い。情勢的には中地区の２つは出場が濃厚。A'sが西で優勝すれば、ポストシーズンのDivisionシリーズでは東の優勝チームと当たる可能性が大きい。

今後のA's観戦予定は、8月29日のRed Sox戦、9月15日のWhite Sox戦、そして22日から24までのLA Angelsとの3連戦。最後のAngels3連戦はいわゆる最後の天王山となるだろう。Red Sox、White Soxもプレイオフで当たる可能性のあるチーム。しっかりと見てやろう。