Intelのリストラ策がついに発表となった。実は先週末からその噂があって、連休(今週は月曜日がLabor Dayで休みだった)明けには「大規模なリストラが発表されるだろう」と言われていた。そして・・・
Intel plans to shed 10,500 jobs in biggest cutback in 20 years
なんと過去20年で最大の10,500人のリストラとなった。102,500人いる今の従業員を今年中に95,000人に減らして、さらに来年中に92,000人にまで減らすのだとか。
この規模のリストラはHPでもあった。あの時はCarly Fiorinaが辞めることが決定した後だったが、15万人の従業員のうち、1万3500人が切られた。リストラはもちろん会社が苦しい時に行うのだが、会社が「次ぎの一手」に着手する時に行われる。だからリストラの後はCEOが張り切って、HPは業績が回復した。ところが今回のIntelのは本当に追い込まれてのリストラの感がある。
Intel shares fall nearly 3 percent after job cuts announced
これによると、リストラを発表した後、Intelの株が3%下がった。Intelの不振はAMD(Advanced Micro Devices)との競争に負けたというのが最大の原因だ。かつてはMicrosoftと共にWintelといわれていたIntelだが、ここにきて生存競争の厳しさに直面している。
ちなみに、Windowsを使っていれば、「マイコンピュータ」のアイコンで右クリックからプロパティを選ぶと、そのPCに使われているプロセッサが分かる。ちなみに私の場合、自宅のPCと会社で使っているPC(2台)はすべてIntelの石(こういう言い方ふるいかな?)であった。
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