また英語を習うことになった。会社の今のプロジェクトグループにはやたらと早く喋る奴と、ワシントン州に住んでいて電話で会議に参加してくる奴がいて、ミーティングで聞き取るのがきつい。マネージャーが気を利かせてくれて、久しぶりに英語を習うということになった。
英会話の学校に行って面接したところ、リスニングとボキャブラリーを重点的にやろうということになり、12回のレッスンを受けることになった。
「ふだんの生活の中で英語になれるのによい」と薦められたのが、NPR (National Public Radio)というラジオ放送であった(FM88.5MHz)。「公共」と名が付いているくらいで、これはNon Profitの放送局だ。ただしNHKの受信料のようなものでも、税金でもなく、寄付金によって成り立っている。
実際に聞いてみると、ごくたまにスポンサー(車のディーラーであったり、食品会社だったり)の名前が読み上げられる。先生によれば、これはあくまで寄付であってCMとは違うとのことだった。しかし他の商用の放送局にしても、スポンサーになったからといって放送の内容に偏向があってはならないはずなので、実際にどう違うのかよく分からない。
放送の内容は基本的にまじめなものばかり。アフガニスタンの大学教授へのインタビューだったり、イスラエルとヒズボラの戦争を取材している記者の話とか。今日はイラクでの復興にまつわる金の不正を暴いた本の著者のインタビューがあった。このNPRを聞けと薦めてきた理由は、1つ1つのインタビューが15分程度と短いので聞きやすい、アメリカから見て外国の人が喋ることが多いのでゆっくりと話している、さらにアメリカの社会問題が分かる、といったことであろう。
ま、そんなわけで通勤の途中はNPRの放送か、NPRのPodcastを聴くことになった。以前は通勤途中は日経と読売のニュースをPodcastでダウンロードして聴いていたのだが、こんな理由で読売の方はiTunesのリストから落としてしまった。
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