San Joseの東にベトナムタウンができるそうだ。いつものSan Jose Mercury Newsの記事からだが、
East S.J. retail center to sell, not lease, shops
Cupertino市にVallco Fashion Mall、San JoseにSantana Rowというショッピングモールがあるのだが、その2つのオーナーであるLap Thanh Tang氏が、San Jose市東にある土地に、ベトナム系のショッピングモールを建設している。この場所はHewlett-Packardの倉庫があったところで、San Jose市が買い取ったところだそうだ。
この記事によると、Tang氏はここにショッピングモールのビルを建設中で、今年中に完成させる予定。通常テナントとなる店には場所をリース契約で貸すのだが、ここではコンドミニアム(分譲マンション)のように売ることにした。一応誰に対してもオープンにしていたが、主にベトナム系のコミュニティで宣伝をすることで、ベトナム系の店を集めることに成功したらしい。
Diversity(多様性)を重んじるシリコンバレーでは、世界中から人が集まってくる。主にITやバイオ産業で働く技術者が多いが、この土地がシリコンバレーと言われる前から移住している人も多い。特に数が多い民族は、中国、インド、台湾、韓国、日本であろう。そうすると各地にチャイナタウン、ジャパンタウン、コリアタウンというものが出来る。歴史的に古い中国と日本はSan Franciscoにチャイナタウン、ジャパンタウンがある。最近急増している韓国系の人たちはSanta Clara市にコリアタウンを作ろうという計画がある。(すでに数多くの韓国レストランがある)。
ITの会社にいると、上記の人たちが多いのだが、他にもメキシコは非アメリカ人の中では圧倒的に多いし、町にはタイ料理、ベトナム料理(Pho)の店がたくさんある。当然彼らのコミュニティも存在する。Tang氏のような成功者が現れると、ベトナムタウンといったものが作られるのであろう。家から近いので、できたら行ってみたい。
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