今日は9月15日。今月も半分過ぎた。MLBは今月いっぱいでペナントレースが終わる。4月から9月までの6ヶ月、その最後の月の半分が終わったということは、12分の11が終わったということになる。
Oakland Athletics(A's)はALの西で首位を走っていて、ゴール目前である。今日から地元で10連戦が組まれており、この中で優勝が決まる可能性が高い。
今日の相手はChicago Whitesox。井口がいて去年ワールドチャンピオンになったチームだが、今年はALの中地区で3位と振るわない。ここではDetroit Tigersが首位を独走しており、WhiteSoxは2位でワイルドカードで出る可能性があった。ところが最近調子を落として、Minnesota Twinsにも抜かれて3位に後退している。
相手は意気消沈している。ということで、今日もふつうにやれば勝てるだろう。A'sの先発はLoaiza、WhiteSoxはGarlandで、今年17勝もしているエースだ。3回表WhiteSoxはMackowiakのソロホームランで1点先制。その裏A'sはKotsayの3塁打でScutaroを返して同点。さらに4回にはChavezが歩いてPaytonが2塁打でノーアウト2,3塁。そこからSwisherとEllisが犠牲フライを打って2点。6回にWhiteSoxが犠牲フライで1点あげるが、7回には内野ゴロの間にBradleyがホームを踏んで4点目。あとはKennedy、Duchscherer、Streetとお決まりの継投策で相手を抑えて4-2の勝利。
井口はヒットが出なかったし、WhiteSoxも今シーズンはもう終わったというような戦いぶりであった。それにしても、Chavezはまだ低打率だし、Crosbyは怪我で休んだままだ。今や打線の顔はFrank Thomasなのだが、彼も今日は得点に関係のないところでヒットが1本出ただけであった。下位打線で得点して、継投策で逃げ切るというのは、今年のA'sの勝ちパターンなのかも知れない。
おそらく、AL西での優勝は間違いないだろう。ディビジョンシリーズの最初の相手はYankeesかと思ったが、いつの間にやらYankeesが勝ちまくって、勝率でDetroit Tigersを抜いている。最初の相手はTigersになりそうだ。(東、中、西の各ディビジョンでの勝率の高い順に、1、2、3。ワイルドカードのチームが4となり、ディビジョンシリーズでは1と4、2と3が当たり、それぞれの勝者がリーグチャンピオンシリーズで戦うことになる。A'sはこれからどれだけ勝っても3にしかなれそうもない。)
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