GoogleとYouTubeとAthletics

なんか三題話みたいだが、話題は２つだ。1つはハイテクビジネス関係、ひとつは野球（MLB）だ。面白いニュースは重なるものだなあ。

まったく違う話題だが、まずはこちら。
Google rumored to be in talks to buy YouTube
GoogleがYouTubeを買収するという噂が出たそうだ。その買収額たるや$1.6 billion、つまり16億ドル！！

まだ噂でしかないのだが、16億ドルともなると買収する方もされる方もすごい。YouTubeは2005年に設立された会社なので、まだ1年ちょっとの会社。それがこの値段が付いている（あくまで噂だが）ということは、Googleを越える急成長ということになる。

ただ、この買収が実現するかどうかは疑わしい。YouTubeの急成長の理由はNapsterに通じるものがある。つまり著作権管理に関して怪しい部分を内包していて、「ゆるい」管理を行っているということだ。著作権に問題あるビデオコンテンツがアップロードされた場合、指摘があれば削除はするが、積極的に管理を強化するわけでもなく、ユーザに教育を徹底するわけでもない。消極的に著作権管理をしているので、YouTubeにいけば話題になった放送のシーンが見えることが多い。それが人気を呼んでいる。一方GoogleはNASDAQ上場を果たしたエスタブリッシュカンパニー。今のYouTubeの著作権管理が続けていけるとは思えない。となると、YouTubeのユーザごと買収して、そこにGoogleらしい管理方法を導入することになるが、そうなると今のYouTubeのユーザが付いて行くのかどうかが問題となる。というわけで、この噂はどうなるか非常に気になるところである。

野球は　Oakland AthleticsがMinnesota Twinsに3連勝してALDSを勝った　ということ。ディビジョンシリーズとしては勝ち名乗り1番乗りを果たした。次はNY YankeesとDetroit Tigersの勝者とのチャンピオンシリーズに望む。ちなみにこの対決は1勝1敗から3戦目が行われているが、Tigersが5-0でリードしている。