ワールドシリーズはSt. Louis Cardinalsが4勝1敗で優勝した。地元のチームが負けたのと、平日の昼間にゲームが行われたため、生で見ることはできなかった。しかしCardinalsは強い。優勝したメンバーの中に田口がいたのがうれしい。彼は元Orixの選手で、田口とイチローは強かったOrixの打線を支えていた。松井秀のようなパワーも、イチローのようなテクニックもなくMLBに入った。最初のころはマイナーに落とされたりして苦労していたが、最近はメジャーに定着し、「守備とバントの人」で生き延びて、最後の試合ではスタメン出場して、優勝の瞬間まで守備についていたのだ。
さて、MLBが終わる直前、2つのニュースがあった。
まずSan Francisco Giantsの来年度の監督に、Bruce Bochy(ブルース・ボウチー)が決まった。彼はなんと今年のSan Diego Padresの監督で、それをGiantsが引き抜いたことになる。同じNationalリーグ西地区のチーム同士。来年はこの2チームの戦いが盛り上がるだろう。
同じ日、GiantsのBarry BondsはFA宣言をした。Bochyがどういう野球をするのか分からないが、Bondsのような選手は使いたくないというのが本音だろう。11月いっぱいは、現在の所属チームであるGiantsに優先交渉権があるとのことだが、彼にとってはDHのあるアメリカンリーグのチームに移った方がホームランも出やすいだろう。「Giantsのお隣チーム」のAthleticsは金がない上に、Frank Thomasと契約したのでBondsを取る可能性はほとんどない。Bondsはベイエリアを去ることになるのだろうか。
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