Heritageという単語は「(文化的な)遺産」という意味だそうだ。
今日はNFLのSan Francisco 49ers対San Diego Chargersを見に行った。ゲームの方は実力差がモロに出て、San Diego Chargersが大勝。地元49ersはボロ負けであった。
このゲームのハーフタイムに、Asian-American Pacific Islander Heritage Dayというイベントが行われた。あえて訳すと「アジア系アメリカ人、太平洋諸島文化遺産の日」とでも言うのだろうか。Bay Area近辺にいるアジア人、ポリネシア人たちがいろいろなパフォーマンスを見せるというイベントであった。
上の写真のように、グラウンドいっぱいに各地域の代表が揃っている。写真が小さくて見にくいのだが、両サイドにいる赤スカートに黄色いポンポンを持った女性ダンサーと、中央列の手前、赤い服を着た人(楽器を持っている)たちが、ポリネシアの民族舞踊とその演奏をしている人たちである。中央のSFロゴの周りにいるのが、サンフランシスコジャパンタウンのTaiko Dojo(太鼓道場)の人たちによる太鼓のパフォーマンス。太鼓道場とポリネシア楽器団の間にいる人たちは、49ersのドラムス応援団。彼らは毎週試合の前に入場ゲートのところで、また試合中には客席の前で応援を盛り上げる。さらに太鼓道場の後にいる白く見えるのは、中華系アメリカ人による「竜の舞」である。また、ポリネシアダンスチームと、中央ラインの間にいる黒と赤の胴着を着た人たちは、サンフランシスコのテコンドーのグループによる演舞パフォーマンスである。彼らは試合の前にも演舞を見せていた。
さまざまな民族的な楽器や演奏が入り混じって、合わないのではないかと思ったが、意外にもコラボレーションが上手くはまった、ナイスなパフォーマンスであった。日本、韓国、中国、ポリネシア、それに地元チームの応援団(ドラムス)と、国際色豊かな団体の合同パフォーマンスは、他民族が集まるベイエリアならではのもの。
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