休暇とビザ更新のために、日本に来ている。2年ぶりの東京だ。
妻は先に日本に言っており、6日の朝SFO(サンフランシスコ国際空港)に向かい、そこからUA853便に乗る。これが出発も到着も遅れて、18時半ごろに成田に到着。成田から新宿行きのリムジンバスに乗り、さらに地下鉄に1駅乗って今回の滞在先である、マンスリーマンションに到着した。午後8時を過ぎていた。
飛行機であまり眠れなかったのと、時差ぼけもあって非常に疲れていたが、何か食べようということで外に出てみた。場所は清水橋という山手通りのそば。山手通りが工事をしている。新宿からちょっと離れた寂れた場所だ。コンビニはやたらとあるが、食事をする場所がない。「中華でも食べるかな」と思ったところ、台湾料理屋の前を通りかかったので、そこに入ることにした。客は誰もいない。店主と思しきおじさんが「開いてますよ」と言うのでテーブルに座った。
日本酒とピータンを取る。
さらにシュウマイも。これが6つで1100円もする。その後店にあった雑誌(「サライ」)を見てみると、この店は山珍居という店で壇一雄が好んで通った店だという。「へえ、そんな由緒ある店だったのか。」と思ったしだい。ふと見上げると鴨居に色紙が張ってあった。赤塚不二夫やらみうらじゅんなど漫画家の色紙が多かった。
これはサライに載っていたので、注文したチャーハン。メニューには「焼飯(ヤキメシ)」と書いてあった。オーソドックスなチャーハンだが美味しかった。疲れていて、「とにかく何か食べたい」という思いで入った店だが、意外な名店に巡り合ったようだ。店主のおじさんは我々が席に着くと厨房に入っていった。その後食事をサーブしてくれたのが、その奥さんらしき人と、もう一人の女性。さらに最初はだれもいなかったレジのところにもう一人女性が座ったが、結局我々のいる間他の客は来なかった。流行ってないのか?
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