NFLのドラフトは毎年4月最後の土曜日に行われる。場所はNew Yorkで、現地時間の正午から。これは西海岸では朝の9時になる。この日は各チームがドラフトパーティーという名のファンの集いを開催する。新戦力の指名を皆でお祝いしようという主旨だ。
49ersはSanta Clara市のコンベンションセンターでドラフトパーティーを行う。ウチの近所だ。というわけで去年のパーティーに出て、今年も出るつもりでいた。ところが、この日はMLBの試合と重なってしまった。試合はOaklandのMcAfeeコロシアムで午後1時から。しかもこの試合には友達を誘ってしまったので、彼らをピックアップしなければならない。そんなわけでパーティーには出るが、10時過ぎには退場しなければならない。49ersの選手の指名は12時ゴロになるので、それを見届けることはできない。
8時過ぎに着いたが、すでにこの行列。うーん。すごい。
列で待たされている間に、NOISEという応援団が出てきて太鼓のパフォーマンスをしてくれた。
会場に入ると、かなり広い。去年の倍くらいのスペースがある。正面には巨大スクリーンが2つ出ていて、その前に椅子が並んでいる。ここでESPNのドラフト中継を見て、皆でわいわい騒ごうという主旨だ。しかし今回はその瞬間まで会場にいられないので、席は取らなかった。まず中の出店で食事を取り、次にチアリーダーと選手のサインをもらうことにした。チアリーダーの方は簡単に取れたが、選手の方は結構並んだ。AUTOGRAPH(サイン)と書かれた屋台の前に行列ができていたのでそれに並ぶが、選手はまだ来ていない。列が伸びる一方だ。しばらくすると、選手らしき人が歩いていって、サインが始まった。サインをしていたのはDonald Strickland(右)とBryan Gilmoreの2人。2人とも去年移籍してきたが、スターターではなく控えの選手。もうちょっと大物の選手のサインが欲しかったが、時間もないので、売店をチェックして帰った。
後でウェブサイトでチェックしてみたところ、49ersは1巡目の11番でPatrick Willisというラインバッカー(LB)の選手を指名した。しかも、その後他のチームと交渉して、1順目の28番目の指名権を獲得し、そこでJoe Staleyというオフェンスタックルも指名した。49ersだけではなく、1巡目の指名権をトレードしたチームは11チームもあった。新戦力を取るための駆け引きはいろいろあるようだ。生で見ていたら面白かったのだろう。
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