大逆転のゲーム

今日はまたOakland Coliseumに野球に行く。今日のAthleticsの相手はCleveland Indians。はっきり言ってしまうと、全然なじみのないチーム。日本人はいないし、そもそも中心選手の名前すら知らない。なぜこの試合を選んだのかというと･･･あまり意味はない。

強いて言うとこれかな？

この写真は今日の試合の入場者に配られたトートバッグ。今日は母の日なのだが、お母さんにあげたら喜ばれるという趣旨なのか？他にも今日は「スカウトデー」というイベントがあって、地元のガールスカウトやボーイスカウトのの団体が招かれており、何百人もの人たちが球場の中を歩いて一周するということが行われていた。これのせいで、今日は打撃練習がなかった（その前にやったのだろう）。

試合はIndiansがLee、AthleticsがGaudinの先発で始まったが、Gaudinの制球が悪い。フォアボールを連発し、2回表に1点、3回表には4点取られてしまった。A'sは2回裏から1点、2点、1点と少しずつ反撃していったのだが、追いつくところまでいけない。チャンスになるとChavezが凡退してしまう。

Gaudinに続いて出てきたMarshallは、左手のサイドスロー。今や日本にもあまりいない変則型のピッチャー。これが5回のピンチに出てきて無得点に抑えたのだが、6回に2点取られて7対4。7回裏にChavezがソロホームランを打って7-5となるが、敗色が濃厚。客が帰り始めた。

9回裏は1番から始まったが、2人が簡単に凡退。Chavezに回る。Mr. AthleticsのChavezだが、今シーズンの打率は2割5分を割っている。今日も7回にホームランこそ打ったものの、その前は満塁、1塁2塁のチャンスに出てきていずれも凡退した。とにかくチャンスに打てないのだ。と思ったら、そのChavezがしぶとくライト前ヒットを打った。次の4番はMilton Bradley。開幕から怪我で休んでいた外野手だが、5月になってようやく復帰してきた。Mike Piazzaが怪我したため、今日は4番に座っている。そのBradleyがホームラン！去年も彼のサヨナラホームランを生で見たが、さすがに勝負強い。

ともかくこれで同点となり、球場はもうお祭り状態となった。続くJohnson、Crossbyがヒットで続き、ついにIndiansの押さえのエースBorowskiを粉砕。Borowskiに代わって急遽セットアップしてきたCabreraに投手交代。バッターはDHのJack Cust。知らないよこの人。それも当然、シーズンはじめにKotsay、Bradleyと外野に怪我人が続いたので苦し紛れにトレードで採ってきた選手だ。7年目の選手だが、Athleticsが6つ目のチーム。そのCustがなんと！

サヨナラ3ランホームランである！上の写真はCustがダイアモンドを回って来てホームベースに帰ってきたところ。Athleticsの選手が出迎える。9回裏、2アウトから5点取っての逆転勝ちなので盛り上がらないわけがない。