昨日もまたゲームに行ってきた。22試合のパッケージを自分で選べるシステムであったが、4月5月にいいゲームが集中していたため、この6月2日の試合が早くも半分の11試合目となった。
この日は試合後に花火がある。これを楽しみに行った。相手のMinnesota Twinsというチームのことはほとんど知らない。日本人選手はいないし、スーパースターがいるというわけではない。それでもアメリカンリーグ中地区ではそこそこ強く、プレイオフにも時々出てくるという強豪だ。この試合の前までは27勝26敗。
試合の前に、パトカーが客席の周りを回るパレードがあったのだが、そこに上の写真のようなマスコットが乗っている車があった。左の象はストンパーというAthleticsのマスコット。右のライオンのようなのが、名前は知らないけどTwinsのマスコットなのだろう。
その前でTwinsの選手がサインしていた。帽子にMのマークがあるが、これはMinnesotaという州の名前のM。TwinsはMinneapolis、St. Paulという2つの市が並んでいるところを本拠地にしている。「双子の市」ということで、Twinsというチーム名もこれを元にしている。球場にはTwinsのファンも結構いて、その中にTとCが重なったロゴの帽子を被っている人がいる。これはTwin City(双子市)の頭文字だ。
ゲームはA'sのBlanton、TwinsのSilvaの両先発投手の調子がよい。1回にランナーが出たが、チャンスらしいチャンスもなく淡々と試合が進んでいく。6回裏にEllisの2塁打、Kendallのヒットで1、3塁となり、Stewartのダブルプレーの間に1点入った。その後も両投手の好投が続いて、なんとこの1点が決勝点となり、1-0のままゲームが終わってしまった。
勝ち投手Blantonは108球、負けたSilvaは101球で、どちらも完投。試合時間はなんと1時間47分だ。6時8分に試合が始まったので、終了時間は7時55分。まだ8時になっていない。いつものナイトゲームならありがたいことだが、今日は試合後に花火がある。サマータイムのため8時前ではまだ空が明るいのだ。
この後、グラウンドをファンに開放するため、ダイアモンド、ブルペンなど大事なところを立ち入り禁止にするためにテープが張られる。さらに外野スタンド、内野の一部の客(このあたりは席から花火が見えない)をグラウンドに誘導。これをいつもよりもゆっくりと進めたために、9時になってようやく準備完了。空も暗くなったので、ようやく花火が始まった。
アメリカに来て、花火を見る機会は減ってしまった。それも日本の花火に比べると圧倒的に時間が短い。今回のように球場であると、ゆっくりと席に座っていられるのだが、花火が上がっているのは20分足らずしかない。花火の内容はよいのだが、ちょっと不満が残る。
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