自宅でも環境整備

このところ何回かに分けて書いてきた「手の痺れ」は、やはりPCのセッティングが悪かったことが原因であったのだろう。会社の方はいろいろと直した。あとは自宅のPCだ。

自宅での問題は、私と妻がPCを共有している。2人は体格が違うので、少なくとも椅子の高さは調節できるものでなければならない。そして古い机はデスクというよりテーブルに近いもので、大きさはあるが、1枚板でできている。会社や病院で薦められたような低いキーボード台がない。

そこで、まず椅子を探して、安ければデスクも買おうと決めて、Office Depotに行った。ここは紙はペンなどのオフィス用品の安売り屋のチェーン店。自宅のそばの店に行ったが、店の奥にはPCデスクと椅子がたくさんおいてあった。まず椅子を見たが、どれも高さの調整はできる。あとは値段の問題。

そこでPCデスクを見た。キーボードとマウス用の台が引き出せるタイプのものが多い。ケーブルの配線がしやすくなっており、PC本体、プリンタも置きやすい場所に設計されている。値段は安いものは100ドル以下のものからあり、高いものは、引き出しやら棚まで着いている。本格的オフィスタイプは自宅には不向きと思い、ガラスのタイプの116ドルのものを買うことにした。

ところが、両方とも店に在庫がないと言う。椅子の方は「展示品でよければ10%オフでいい」と言われたので、それに決めた。テーブルは組み立ててあると車に乗らないので、展示品というわけに行かない。他の支店の在庫も調べたらSan Jose店にあるという。車をちょっと走らせて無事Office DepotのSan Jose店で購入できた。

「正しい姿勢」でPCに向かうと、キーボードはかなり体の下に来る。一方ディスプレイはその上の高さが目の高さに来なければならない。自宅のPCはまだディスプレイが低いため、顔にあわせて少し上向きにする必要がある。この姿勢が正しいのだとすると、ノートPCなんかは使えない。あれはキーボードとディスプレイがくっついているので、キーボードを低い位置におくと、ディスプレイが低すぎる。上に向けても目は下を向くので、クビが痛くなってしまうだろう。会社ではオフィスでノートPCを使う時は、外部ディスプレイを使うことが推奨されているが、そもそも人間工学的に長時間の使用には向いていないということだろう。ノートPCを使っている方はご注意ください。