iPhoneを発売の日に購入したため、100ドルのキャッシュバックという特典を得ることになった。「キャッシュバック」とは名ばかりで、実質的にはAppleの製品を買うための100ドルの金券である。そもそもこれは、Appleが発売後わずか3ヶ月前にiPhoneを大幅に値下げしたため、先に買った客に対する「お詫び」という意味のものであった。
もっとも初日に並んで買ったような客は、もう十分iPhoneの魅力を堪能したのだが、それでも100ドルくれるのはありがたい。
実際にこのキャッシュバックはちょっとした手順が必要だった。
- まずAppleのウェブサイトにアクセスして、iPhoneのシリアル番号とAT&Tワイヤレスの電話番号を入力する。
- するとiPhoneにSMSのメッセージである数字コードが送られてくる。
- 再びWebにアクセスしてそのコードを入れると、100ドルの金券の番号とそのバーコードが出てくる。これをプリントアウトしてAppleショップに持っていくと100ドル割引になる。
1はiPhoneを買ってアクティベートした客(つまり、ちゃんとAT&Tと契約している人)に限定するためのものだろう。
で、今100ドルの金券をもらってどうするか?以前書いたように、それまで使っていたiPod Photoが壊れて使い物にならなくなったので、iPodを買うのはいい。というよりWindowsユーザなのでiPod以外に買うものはない。
iPhoneの値下げと共に発表された新iPodは、iPod Touch、iPod Classic、iPod Nano、iPod Shuffleの4種類。このうちiPod Classicには80GBと160GBという大容量のモデルがあるが、他は8MBが最高。ポータブル機として薄い・軽いはうれしいが、この容量では大量に溜め込んだポッドキャストが溜め込めない。それにiPhoneを持っていると、似たようなインターフェースのiPhone Touchを買う理由がない。
ということで、結局はiPhone Classicの160MBモデルにした。249ドルなので、金券を使って149ドル。160GBモデルは80GBモデルよりも分厚いのだが、昔のiPod Photoより少し薄い。これで100GBも増えたのはすごい。
実際にはiPod Photoが壊れて以降、その前に買った昔のiPod Miniというのを使っていたので、3世代か4世代新しくしたに等しい。クリックホイールというデバイスは替わっていないが、ユーザーインターフェースはよくなっている。画面はデカイし、音楽のジャケットが動いたりしてくれる。
小さい画面ながらもビデオはちゃんと見ることができる。ただ、これに気をよくしてビデオのポッドキャストをいくつ購読してみたが、さすがにダウンロードに時間がかかるね。平日に更新するのは大変だ。
最近のコメント