昨夜、一晩かけてダウンロードして、iPhoneのソフトをアップデートした。
iPhoneのページ からビデオを見ると(英語だけど)、今回のアップデートが紹介されている。主なものは以下の通り。
- Mapの拡張
- Webアプリをアイコンにする
- ホームスクリーンのカスタマイズ
- SMSの拡張
- iTunesでムービーのレンタルが始まる
- Gmailなどでメーラーの拡張
このうち、4のSMSは複数の相手に1つのメッセージを送れるようになったということらしいのだが、SMS機能はまったく使っていないのでありがたみが分からない。5のレンタルムービーというのも、iPhoneの画面はビデオを見るのには小さいし、バッテリーが早くなくなりそうなので、まず使うことはないだろうなあ。
今回の目玉は1だろう。Google Mapを利用したMapは、今回2つの機能がついた。ロケーション検出とメニューボタンだ。ロケーション検出は、地図で現在地を探してくれるというもの。iPhoneにはGPSが入っていないので、基地局の情報から位置を計算している。iPhoneの通信は、EDGEというAT&Tの公衆網と、Wifiの2つが使える。EDGEは電話が通じるところであれば、どこでもつながるはずなので、たいていの場所で位置の検出ができる。ただ、EDGEのアンテナの通信距離はかなり大きい。三角測量みたいなことをしているのだろうが、細かいところまでは検出できない。「だいたいこの辺」という感じで円が地図上に描かれる。Wifiの場合は、Wifi基地局がGPS情報を公開していれば取れるのであろうか?自宅のワイヤレス基地局では何もしていないので、自宅でWifiにつなぐと位置情報は検出できない。
もう一つのMapの拡張機能のメニューボタンは、右下に着いた目玉のアイコン。これをタッチすると、地図がページのようにめくれて、下からボタンが現れる。めくれたページの裏側には、地図が薄く映っているので、本当にページがめくれているように見える。芸が細かい。ただ、地図画面の下半分しかめくれないので、ボタンは3つか4つしか表示できない。状況によってメmニューを決めているので、そう困ることもないのだろう。
もう一つ、地図上にピンを刺す機能がついた。これは地点のブックマークのようなもので、好きなところを覚えておくことができる。例えば自宅にピンをつけておく。どこかに出かけた時に、位置情報を取れば、だいたいの位置が地図に出てくる。以前はここで住所をキーボードで入力する必要があった。そしてルート検索。するとスタート地点が現在地になる。目的地でピンをたてておいた自宅を指定すると、自宅に帰る道順が得られる。さらに今回トラフィック情報で、高速道路の混雑状況なども出るようになったので、かなり便利だ。
3のホームスクリーンのカスタマイズは、ホームスクリーンに表示されているアプリケーションアイコンの順番を変えるというもの。さらにホームスクリーンにページがつけられるようになっており、アイコンが増えれば、2ページ目、3ページ目に移動できる。これを使うためには、まずホームスクリーンのアイコンにタッチして1秒以上待つ。すると、画面のアイコンが震えだしてエディットモードになる。こうなるとアイコンを指でドラッグして動かさせるというもの。この「震えるアイコン」というのが見ていて気持ち悪い。以前はアイコンに指を置いたまま、「このアプリを使うかどうか考える」ということをやっていたのだが、今はここでアイコンが震えだしてエディットモードに入ってしまう。個人的にはこれは好かんのだけど、しばらくすれば慣れるかな?
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