Silicon Valley at Random: Tour of Californiaを見た

デンマークの町Solvangを見て、宿のあるSan Loui Obispoに向かった。宿のSycamore Mineral SpringsはSan Louis Obispo（SLO)の郊外の辺鄙なところにあるのだが、SLOの町は結構大きな町になっている。ここで毎週木曜日の夕方にFarmer's Marketが開かれるという情報を得ていたので、宿ではなくSLOの市内に向かった。

この日は雨。車を止めて商店街に歩いていくと、かなり商店街についてみると、何やらイベントをやっている。しかしマーケットではなく、自転車の屋台がでている。そう、これがTour of California 2008だった。先週はシリコンバレーでツアーをやっていたが、それが今週はこの地域でやっていて、SLOのこの商店街がゴール地点になっているということだった。ToｆCをやっているという事実は知っていたものの、自転車レースについてはまったく知識がない。でも、せっかくの機会なので、ゴールのシーンを生で見ることにした。

商店街のメインストリートは坂になっていて、それを登ったところがゴール地点になっている。下から登っていくと、残り200メートル、100メートルと標識が出ている。雨が降っているので、床屋の軒先で雨宿りをする。

そのうちにこんなものを配り始めた。この風船みたいなものを2つ作って、叩き合わせると、音が鳴るのだ。トヨタが自転車レースのスポンサーをしているのか？他にもカウベルをならしている人もいたが、こちらは売り物だった。

これは道の向かい側の様子。工事中か塗装中の店舗なのだが、その足場に人が乗っかっている。

さて、ずっと待っているのだが、いつ選手たちが入ってくるのか全然分からない。どこか遠いところで走っていて、最後にこの町に入ってきてゴールになることは分かったが、ゴールはいつのことなのか？ゴール前でアナウンサーが実況中継をしているらしく、その声だけが聞こえてきた。選手やチームの名前は全然知らないのだが、「先頭集団は15人いて、そのうちの5人が同じチームだ」ということを言っているのが分かった。でも、これがすごいことなのかどうかも分からん。

そのうちに、「あと30分くらいで町に入るだろう」というアナウンスがあった。先ほどからゴール前は白バイやパトカー、オフィシャルらしき車が何度かリハーサルで坂を上ってゴールに向かっていく。

そして、30分以上すぎたころ、ようやく道の周りが騒々しくなった。しかし、あと何秒後に目の前を通るのか分からない。

ん？一応シャッターを押したが、全然取れてない。ものすごいスピードだし、雨が降ってるし、周りは人だらけ。撮影なんかできたもんじゃない。

どうやらこれが1位の選手らしい。ゴール50メートル前で両手を上げて声援に答えていた。後で分かったのだが、この選手はDominique Rollinというカナダ人の選手。彼が属しているチームがToyota Unitedというチームだった。あの風船を配ったのが功を奏したか？その後2位と3位の選手は接戦で、最後まで激しく競っていた。その後集団が来た。最後はビデオで撮ってみた。自転車よりも、車やカメラマンを乗せたバイクの方が多いんだけど。