GoogleのトップページをiGoogleに変えてみた。きっかけは、先日のGoogleのタイトルロゴが、鉄腕アトムに替わっていたことだ。ここからリンクをたどってみて、iGoogleの表紙をアトムのに変えられるというのがでて、試しにやってみた。上海というボードゲームがあるのでやってみた。このゲームをするのも久しぶりだな。日本語では上海なのだが、英語ではMahjongになる。「麻雀」はあのようなパズルゲームではないのだが。
本題はGoogleではなくYahoo!の話。MicrosoftによるYahoo!買収提案があってからかなり時間が経つ。San Jose Mercury Newsの記事
Microsoft gives Yahoo 3 weeks to accept buyout
によれば、久しぶりにMicrosoftが声明を出したようだ。
MicrosoftがYahoo!の買収を申し出たのが1月末。それからYahoo!が「安すぎる」と言って買収を拒否。その後はあまりニュースが出なかったので、裏で交渉しているものと思っていた。この頃Yahoo!の株価が急騰した。その後Yahoo!はTime Warnerとの提携など、いろいろと新政策を発表する。あまり評判がよくなく、企業価値を高めるのにはどうかと思っていたが、Yahoo!の株価は下がらなかった。つまり、上がったままの価格で推移している。
Yahoo!の株主からすると、「できればMicrosoftには売りたくない。でもYahoo!の株価が下がったら、Microsoftに高く買ってもらった方が得」という損得勘定になるのだろう。つまり、このままYahoo!株が安定すると、Microsoftは提示価格を引き上げないと買収は難しい。その後余りニュースが出なかったので、Microsoftは諦めたのかと思っていた。
しかし昨日のニュースで、MicrosoftのBalmerが声明を発表した。
- 3週間以内に買収に応じるよう、Yahoo!の取締役会に要求
- それを断った場合は、31ドルという買収価格を下げて、Yahoo!の株主に委任状闘争を仕掛ける。
というもの。「断られたら提示価格を上げるのが常識じゃないか」と思うところだが、これはYahoo!の株主に対するメッセージだろう。つまり、「今なら31ドルで買ってあげるけど、4月26日をすぎたらその値段じゃ買わないよ。だから、Yahoo!の取締役会に26日までに売るようにプレッシャーをかけてちょうだい」というもの。
今のYahoo!の株価は28ドルくらい。これを3週間で31ドル以上に安定させれば、Yahoo!は買収を回避できるということか?
日本でもこのニュースは流れていましたよ。
proxy fight ですね。
投稿情報: ちゅう | 2008-04-07 02:40