本日は久しぶりに野球を見に行く。Oakland ColiseumのAthletics対Los Angeles Angels。Americanリーグ西地区の首位攻防戦。とは言っても、Angelsが2位のAthleticsを3.5ゲーム差リードしている。
正直、今年のAthlteicsはここまでやるとは思わなかった。昨年エースのZitoがFAで出て、今年はその次にエースになったHardenと3番バッターのSwisherをトレードに出し、若手に切り替えて「長期戦略」に出た感があった。おまけに4番のChavezは去年の後半から怪我で休んで、今年も開幕以来休んでいる。
しかし、意外といったら失礼になるが、いい成績を収めている。西地区ではSeattle Marinersがコケてくれたので、2位にいる。しかし、1位のAngelsは強い。どこまでやるのか。
今日の入場者のオマケはこれ。Kurt Suzukiのボブルヘッド。カート・スズキはハワイ出身の日系アメリカ人のキャッチャー。去年のキャンプで頭角を現し、メジャーに残り少しずつ試合に出るようになった。「こいつは使える」と首脳陣に認められると、Athleticsは動きが早い。先発のキャッチャーだったJason Kendallをトレードに出し、Suzukiが先発キャッチャーとなった。今年は往年のKendallのようにキャッチャーながら1番バッターとなった。開幕から打ちまくったが、4月の後半から調子が落ちて、打率は2割5分、6分といったところまで落ち、打順は9番に下がった。
今日のKurt Suzukiの雄姿。若手の多いAthleticsのピッチャーをリードして、勝ち越して地区2位にいるのだから、キャッチャーとしてはよくやっているのだろう。今日はプレイボールしてすぐに、Angelsの1番打者のIzutrisがホームランを打った。3回にはヒットが重なってまた1点取られた。一方Angelsの先発John Lackeyは絶好調。A'sはヒットは単発で出るものの、後続を押さえられる。自分の人形が配られて「主役」となったSuzukiクンだが、8回に二塁打を打ったもののホームには帰れず。結局Custのソロホームランの1点に終わり、試合はAngelsの勝利となった。
若手に切り替え中のA'sなので、Angelsとまともに首位争いをするのはなかなか難しい。ただ、去年からの傾向だが、外野手が変わり過ぎて安定していない。最初から出続けているのはCustだけだが、彼はもともとはDHだった。他の外野手は見るたびに代わっているような感じだ。Chavezが復活して、内野とキャッチャーのSuzukiははメンバーが固定化してきた。後は外野がなあ。
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