昨日は7月4日。アメリカの独立記念日という祝日だ。陽気もよいこの日は、全米でいろいろなイベントが開かれる。今年は昼はPalo AltoのChili Cook Offに、夜はSanta Claraの花火を見に行った。
Chili Cook Offというのは、チリ(正確にはChili Con CaneまたはChili Beans)を作る競技会のこと。上の写真のオフィシャルTシャツの背中にロゴがある。左はレッドキドニービーンという豆。右が赤唐辛子、2人が向き合って対決姿勢を表しているのだろう。
場所はMitchell Parkという公園。
そこにこのような形の屋台がたくさん並んでいる。今年は22チームがエントリーしており、競技が始まる1時半までは、各屋台で仕込みが行われている。この競技会に出るのは22のチーム、これがOpen Division(一般部門)、Corporate Division(会社部門)、Vegitarian Division(ベジタリアン部門)の3つに別れて競技をする。一般と会社の違いがよく分からないのだが、「会社」の方には、Whole Foodsというオーガニック専門のスーパー、地元のYMCA、それに地元消防署の職員組合などが参加している。
我々一般客はこの会場に入るのは無料だが、チリを食べて投票に参加するには、5ドルの試食キットを買わなければならない。
左の紙カップが、チリを食べるためのもの。右の袋にはスプーン、ナプキン、投票用紙、さらに5枚のチケットが入っている。つまり5ドルで5店舗のチリが試食できるというわけだ。
一般の試食タイムの1時半になると、各ブースにはこのように行列ができる。中でも列が長くて人気があったのは、消防署のチーム。人気のないブースでは、一生懸命呼び込みをやっていた。
我々は夫婦で2つのキットを購入、それぞれ違う5店舗をセレクトして、合計10種類のチリを試食してみた。チリなんて誰が作っても同じようなものだが、スパイスやハーブの種類や量によって味が違ってくる。肉も基本はひき肉なのだが、ちょっと大きめの肉片があったりなかったりと店によって様々であった。
人気の消防署チームのも食べてみたが、一番よかったのはOpen DivisionにエントリーしていたWilly & the Chuckwagonというチームのチリ。オーソドックスだったが、クセのない味がよかった。というわけで、ここに投票したが、夜は花火に行くため、投票結果が出るまでいることができなかった。
Chili Cook Offは今年が27回目。牧歌的な面白いイベントだった。
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