今回の日本旅行も大詰め。あと2日となった。今回は多くの人にも会えたし、花火大会にも2回行った(しかも大物2つ)。充実した旅である。
久しぶりに日本に来て印象に残ったものを挙げてみると
●暑い
梅雨明けの7月23日に着いたので、1年のうちで一番暑い時期に日本に来てしまった。高気温の上に湿度も高い日本の暑さは独特である。しかも東京は緑がほとんどなく、夜になっても気温が下がらない。日本の夏は6年ぶりだった(過去2回の帰省は秋と冬)ので、体がこの暑さに慣れない。汗は大量にかくは、水分はやたらに採るで大変だった。7月末に雨が降って、それ以降少し気温が下がった。それで少し楽にはなったが、キツいことには変わりない。暑いので冷房する。冷房すると気温が上がる。悪循環である。
●銀行
今回は日本で持っていた銀行口座を解約したり、統合したりする都合があったので、何度か銀行に行った。改めて思うのは、日本の銀行には「無駄な人間が多すぎる」ことである。例えば窓口に行こうとすると、順番のための数字の書いた紙をもらう。これには用件の種類によって3種類くらいあるのだが、これを取るときに、説明員のおばちゃんが横に立っていて説明してくれる。紙を発行する機械にもちゃんと書いてあるのに、わざわざ人が立っている。それも2人いる。何のために機械を入れてるのやら。対応してくれた窓口の人に、新人らしき人がいて、胸に「研修生」というバッヂをつけた人がいた。口座の解約をしているうちに、どうやら分からないことが生じたらしく、後ろにいる先輩の行員に助けを求め、彼女が対応することになった。見ると窓口の向こうには大量の人が座っていて、なにらや仕事をしている。しかし、人が大量にいたところで、窓口業務が効率化されているわけではないのだ。最近銀行は合併を繰り返して支店の閉店も多いと言う。彼らを急にクビにするわけにもいかないので、こんなことになっているのだろうか?コンピュータは何のために使われているのだろう?
●ホットスポット
今回の帰省では、親の家の近くのアパートに滞在していたのだが、そこはインターネット接続がない。そこで、町に出て無線LANが使えるところを探しては、ネットに接続していた。しかしこれはそう簡単なことではない。日本では携帯電話でのネット接続が進んでいるため、無線LANが使えるホットスポットが少ない。
この写真は渋谷にあるWired Cafe。ここはTSUTAYAのあるビルの5階にあるカフェで、無線LANを完備している。ここは飲み物代だけで入れるところで、ノートPCを持っている人には重宝する。明大前にも支店があって、こちらも利用した。もうひとつはいわゆる「まんが喫茶」で、インターネットもできるというところ。こちらは店によって無線LANを備えているところと、店にあるPCしか使えない店の2種類がある。マンガ喫茶は時間制の料金で、飲み物は無料。ただ、完全に閉鎖空間で、一人または2人は入れるスペースが驚くほど狭い。最近は「ネットカフェ難民」といって、子の場所で寝泊まりしている人もいるそうだが、この狭さは長時間いるには辛い。「カプセルホテル」が発達した日本の文化だろうか。
銀行窓口の「声かけ」は防犯の機先を制する目的があります。後ろにはごつい人が待機しています。
投稿情報: ちゅう | 2008-08-04 15:40
そうなの?おばちゃん2人の後にいたガードマンはやせこけたおじいさんで、「こんなところに強盗が来たらどうするんだ?」と思っていました。
投稿情報: jabroni | 2008-08-04 20:12
別室にいます。おじいさんをバカにしてはいけません。知らんぷりをしていてチェックしています。圧迫感を与えないようにそういう人選をしているのです。
投稿情報: ちゅう | 2008-08-05 07:46