久しぶりにGarlic Festivalに行ってみた。前回ブログを書いたのが2006年だったので、3年ぶりに行ったことになる。
前回もそうだったのだけど、暑い。シリコンバレーでは6月終わり頃が最も暑くて、7月になると気温が下がり始めるのだけど、このGarlic Festivalの日は3年前も今回も暑かった。
Garlic FestivalはGilroyというところで行われる。シリコンバレーからだと101という高速を南下していくのだけど、San Joseを越えて少し走るとすごい渋滞になっていた。これはGarlic Festivalの日だけ起きる「にんにく渋滞」だ。
高速には「フェスティバルに行く人はMonterey Streetで降りろ」という指示が出ており、その通り高速を出ると、矢印がいっぱい貼ってあって駐車場まで導かれる。
するとこういう広大な空き地がパークアンドライドの場所になっていて、そこからバスで移動する。この広大な土地はふだんは何にも使われていないようだ。Gilroyはこの辺ではアウトレットが有名なのだけど、それ以外はほとんどが農家という典型的な田舎である。その田舎町が年に1度だけ人がわんさか押し掛けるのが、このニンニク祭りというわけだ。
入場料は12ドル。前は10ドルだったので、ちょっと値上げしていた。高いと思う。チャリティーだと割り切らなければ。
中はこんな感じ。広場の中央にたくさんテントが出ているが、ここでは自称芸術家みたいな人が自分が作った絵や工芸品を売っている。これはアメリカの祭りの典型的な風景。
それらがすべてニンニクをウリにしているのが、このフェスティバルの特徴と言えるだろう。
最後にCook Offというイベントも見てみた。料理の実演ショーでもちろんニンニクを使ったもの。いくつか作って、助手の人が食べて「うーん、これは美味い」とか言う。「じゃあ、他の誰かにもあげようかな?」と言うと、客が一斉に手を上げる。すると係員が出てきて、「市のHealth Department(厚生課?)が、ショーで作ったものを客に提供することを禁じている。これを破ると来年からできなくなっちゃうんです」と泣きついて中止になっていた。3日間の最終日、それも後半のセッションだったのだけど、同じことを何度もやっていたのかな?ちなみに、この料理人はメキシコ人かスペイン人らしく、英語がたどたどしく、すぐにスペイン語が出ていた。その後で、もう1皿ということで、ペスト(バジルとニンニクのペースト)のパスタを作っていたが、美味そうでした。
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