Diwali(ディワリ)というのはインドのヒンズー教の正月のお祝い。10月16日から1週間くらいが、日本の「三が日」のような感じになる。今の会社の社員は3分の1くらいがインド人なので、金曜日に会社でDiwaliを祝う祝典が行われた。
イベントが告知されたのは今月初めだったが、そこには、「インド料理が提供される。インドの音楽や踊りがある。インドの衣装を来て参加してくれ」という注意書きが書いてあった。もちろん、インド人以外はインドの服などは持っていない。でも、貸してくれるということだった。
1週間前になると、インド人の社員がそわそわとして準備を始めた。といっても、インドの民族衣装を大量に持ってきて、インド人以外の社員に貸してくれるのだ。
インドの服と言えばサリーだが、サリーは女性のもの。男の服はクルタ(Kurta)というもので、長袖のワンピースのような長い服。
こんな感じ。唯一の女性が来ているのがサリー。他の男が着ているのがクルタ(左から2番目が私)。クルタは色が地味だ。特に私が借りたクルタは薄い茶色で何の特徴もないもの。
それに比べると女性のサリーは派手だ。男は「オレたち地味だなあ」という顔をしている。
サリーは長い布切れだけ。インド人がアメリカ人の女性にサリーを着せるところを見せてくれた。下に服を着ているので、特に更衣室も使ってなかった。まずTシャツの上の腰のあたりにヒモのようなベルトを巻き付ける。長い布をそのベルトに挟み込んで体を一周させて、余った分を背中に回して左肩から前に回す。インド人の女性は下にサリーに合わせた服を着ているが、他の人はジーンズとTシャツという人もいるので、右肩はTシャツのまま。
インド人はこんな本格的な靴を履いている人もいた。ちなみにこの写真は男性の足です。
食事はどこかのインドレストランからの仕出しだった。
これは祭壇のようなものかな?インドでは各家庭にこういうものを作るのだと説明があった。
こちらはHappy Divaliというメッセージなのだが、色のついた米粒を並べて描かれている。
これも名前を忘れてしまったが、木の棒を持って踊る民族舞踊。2人がペアになって、棒を打ち鳴らすというもの。
食事の後に、会社幹部のインド人が代表としてDiwaliの説明をして、サリーとクルタのファッションショーをして、それから上の踊りがあってイベントが終了。時間にするとわずか2時間であったが、インド文化を堪能できた。
写真のはなびしさん、違和感なく溶け込んでます。
クルタ、似合いますよ。
投稿情報: TAM | 2009-10-17 23:31
クルタは通販でも売っています。でもKurta Pajamaとあるので、パジャマとして使えるのかな?
インド人も日常生活ではクルタを着ることはなく、この日もほとんどの人は帰宅時には脱いでいました。
投稿情報: Jabroni | 2009-10-18 01:34