今日は生で落語を聞くことができた。
場所はSan Lorenzoという教会。
三遊亭歌橘(さんゆうていかきつ)師匠。ご当人のウェブサイトはこちら。3年前に三遊亭あし歌という名(当時は二つ目)でカリフォルニアで落語公演ツアーを行った人だ。
日本に帰国後しばらくして真打ちに昇進された。そのため、「2年後」ということだったアメリカツアーが1年延期され、今年行われた。
今回は太田家元九郎師匠という津軽三味線の師匠と2人でツアーをしておられる。演目は
- 三遊亭歌橘「親子酒」
- 太田家元九郎
- 三遊亭歌橘「井戸の茶碗」
であった。カリフォルニアで古典落語が生で聞ける機会はほとんどない。ほとんどボランティアでこのような公演をしてくださる歌橘師匠には感謝です。
もう1人、太田屋元九郎師匠。こちらは「津軽三味線漫談」ということだったが、事前には何が行われるのか分からなかった。後で歌橘師匠が語っていたところによれば、今回落語の合間に別の伝統芸ということで、三味線の師匠を連れてきたとのこと。元九郎師匠も、海外公演を何度かやったことがあるそうで、なかなか面白い芸だった。三味線でアリラン、エルコンドルパサー、ダイアモンドヘッドなど、海外の曲を演奏するというのがなかなか面白かった。
海外にいると、落語が懐かしく思うことがある。最近はポッドキャストで聞くことができるが、こうやって生で聞けるのは有難い限り。
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