今回の日本旅行は、高校の同期会に日程を合わせたのは事実だが、他にもいくつか見ておきたいポイントがあった。そのうちの1つが、EXPO Cafeというもの。
この日は雨が降っていたので、外から店を撮ることができなかった。店の中から外を撮ったのがこの写真。
お店のウェブサイトを見てもらえたら分かるが、この店は1970年に大阪で行われた万国博覧会をテーマにしたカフェ。幼少の頃、大阪吹田に住んでおり、EXPO '70とか「人類の進歩と調和」といったキーワードにノスタルジーを感じてしまう者として、この店は行っておきたかった。
店に入るとこんなものが。オーナーの知人が作ったという、エキスポランドのペーパークラフトによるミニチュア。非常に精巧に作られており、見る者を圧倒する。
こちらは万博会場のペーパークラフトによるミニチュアで、壁に貼ってある。下にある「ローズフェスタ」のポスターの部分にエキスポランドがあったはずだ。
昔はここにあったパビリオンの名前はほとんど言えたのだが、今はさすがに分からん。「ロ」の上にある縦長の四角が太陽の塔。右端の5つの円が日本館。「大阪」の上にある楕円形がアメリカ館。左上にある赤と白がソ連館。まあ、これくらいは有名だ。
他にも当時販売されたグッズやら、タイムスリップグリコのオマケなどが所狭しと並べられている。ちなみに、手前にある青いのは、ウルグアイ館の模型で、このウルグアイ館が壊された後、正面のドアがどこかのラーメン屋のドアに転用されたそうだ。そのラーメン屋が閉店すると聞いたEXPO CAFEのオーナーが、そのドアを譲り受けてこの店に使っているのだそうだ。
こちらは「万博パラダイス」というデザート。当時、万博の会場で実際にだされていたメニューを再現したものだそうだ。ちなみに、左にあるサッポロポテトは、アメリカ館を表現している。
店に飾られている展示物を見ているだけでも飽きない。喫茶店で食事をしただけなのに、2時間以上いたかな。時間があったら1日中いても飽きないだろう。
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