会社で世話になった人、もっと言えばJabroniをアメリカに来るのを手助けしてくれた人が、会社を辞めることになった。何でも某電話機の会社にヘッドハントされとのこと。社内でアナウンスがあったのは先週の月曜日で、今日水曜日にお別れ会というあわただしさであった。彼の話はまた機会があったら書くとして、今日はこの日のパーティーに出たケーキ。
左の写真がそうだが、大体一抱えくらいある。ベースになるケーキの上は注文によってデザインされる。今回はご本人が移る会社がシカゴにあるというので、ケーキの左にカリフォルニア州、右にシカゴがあるイリノイ州の地図があり、パロアルトからシカゴまで道が描かれてミニカーが乗っている。つまりパロアルトからシカゴに移動する彼への贈り物になっている。カリフォルニアには椰子の木が生えており、さらに太平洋にはヨットのおもちゃが飾られているのに大して、シカゴの上空には雲が描かれているのだが、「雪が降っている」ことを表現しているらしい。スピーチにも「シカゴなんて寒いところだから、早くカリフォルニアに帰ってらっしゃい」という暖かいものが多かった。
ともあれ、この手のケーキは会社で何かのパーティーがあるとよく出てくる。今回はお別れ会だったので、上のようなメッセージ付きであったが、ふだんは店がデコレートしたメッセージなしのやつを皆で食べる。まあ、「ドデカいアメリカのケーキ」ということで味の方は想像できるのだが、やたら甘くて大味なことが多い。今回はお別れのメッセージを言って握手もしたけど、このケーキはパスしてしまった。
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